第26回参議院議員通常選挙
(投票日は2022年7月10日[日])
の情勢

2022年7月5日更新

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

参議院の選挙っていうのは、3年ごとに半分だけを選挙するってもんだから、今回の選挙である政党が票をたくさん取ったらそれで参議院を独占できるっていうわけじゃあねえんだよな。そこは衆議院とは違うところだな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

今回の選挙の対象にはならない、3年前に当選した議員の数が多い政党は、今回の選挙ではそんなにたくさん当選できなくても、参議院にはまだけっこうたくさんの議員がいることになるんですよね。逆に、今回の選挙の対象になる、6年前に当選した議員の数が多くて、今回の選挙の対象にはならない、3年前に当選した議員の数が少ない政党は、今回の選挙であまりたくさん当選できないと、参議院の中での勢力がかなり小さくなっちゃいますよね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

ちなみに、現状(2022年7月2日)の各政党の参議院の議席数は、こんな感じらしい。

政党 今回の選挙で
対象になる数
今回の選挙では
対象にならない数
合計
自由民主党 55 56 111
公明党 14 14 28
立憲民主党 23 22 45
国民民主党 12
日本共産党 13
日本維新の会 15
社会民主党
れいわ新選組
NHK党
(与党系無所属)
(野党系無所属) 13
(欠員)
ーー合計ーー 121 124 245

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

まあ今回は、どの政党も、だいたい今いる参議院議員の半分くらいが、今回の選挙の対象になるんですね。

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

まあ、3年前の選挙の時も6年前の選挙の時も各政党の当選者数としては同じような結果だったっていうことなのかな。さて、今回はどうなるんでしょうかね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

テレビとか新聞とかだと、

とかを主な注目点にしてるかな。そういうところが今までとは違う状況になると、国会での勢力が今までとは異なることになって、今後の政治にも多かれ少なかれ影響があるんじゃないかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、近年の国政選挙の自由民主党の(比例代表の)得票数は、2009年に民主党に負けた時の約1881万票よりも少ないかほぼ同じくらいにいつもなってるな。有権者数からの割合で言うと、だいたい17%くらい、だいたい6人に1人くらいだな。

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

えっ? そんなもんなの? 6人に1人しか自由民主党には投票してないって、それはかなり少数派じゃないですか。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、他の政党の得票数が少なくなったのと、選挙の仕組みとして得票数が一番多い政党は一気にたくさんの人が当選になりやすい仕組みになってるんで、実際には6人に1人くらいの割合でしか投票してもらえてない政党でも、国会で半分くらいの勢力になれてしまっている。マスコミとかはなんか『自民党が強い』とかよく言うけど、実際はたいして強くない。他にそれより強いのがいないだけっていう感じ。ちなみにNHKとかマスコミとかはいつも、選挙での得票数だとか得票率だとかはほとんど報道しないで、自分のところでやった世論調査っていうのをしょっちゅう報道してそれが国民のの意見だとか支持率だとかみたいに報道してるけど、実際問題として、世論調査の支持率だとかと選挙の時の得票率だとかはいつも大きく違う(世論調査の正確性

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ、ここ十年以上、自由民主党の得票数はほとんど変わってないので、選挙の結果(どこの政党の人がどのくらい当選するか)が大きく変わるかは、他の政党に投票する人がどれくらいいるか次第っていう感じになりそうかな。特に、近年の国政選挙は、投票率が50%くらいしかないので、半分くらいの人が投票に行ってないので、その人たちの半分だけの全体の25%の人がまとまってどこかの政党に投票しただけでも、自由民主党の得票率17%なんて簡単に上回って選挙結果なんて簡単にひっくり返る。

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

そういえば、そもそも、自由民主党に投票してる人でも、積極的にそこに投票したいと思ってるわけじゃなくてなんとなく他より良さそうかなあと思ってるだけっていう人も多いっぽいんでしたっけ。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

まあ問題は、今回も、

とかいうところが重要になってくるのかなあ。まあ、政治家の人たちも、自分たちに投票してもらいたかったら、もっとできるだけ国民みんなにわかりやすいように説明して、みんなが理論的に納得できるようなことを言ってくれた方がいいかとは思いますけど。

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

っていうか、いつも選挙前になると、テレビとか、報道番組でも、政治的な話がむしろ少なくなってませんかね? たまにテレビで選挙の特別番組っていうのをやってても、なんか有名な解説おじさんだとかが雑学みたいなことばっかり言ってて投票先を考えるのには全然役に立たなかったりするし。例えば、今まで与党(自由民主党と公明党)はどういうことを言いながらどんな政治をやってきて、それに対して他の政党はどんなことを言ってきて、それで結果としてはどうなってきたかとかをまとめて報道してくれたりしたらありがたいかなあとか思うんですけど。みんなの役に立つんじゃないかなあと思うんですけど。「老後に年金だけじゃ二千万円足りない問題」は?「クールジャパン」は?「地方創生」は?「女性活躍」は?「トリクルダウン」は?オリンピックで結局日本は儲かって豊かになった?

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあたしかに、選挙前の報道って、たまに立候補者が言いたいこと言うのをそのまま報道したりするだけとかで、その内容に対する解説とかがなくて、もともと政治とか社会とかに詳しくねえと、

とか、よくわからねえだろうなあ。解説とかしねえのが平等だとか公平なんじゃなくて、例えばいろんな学者の人とかでも呼んで、それぞれの個人的な意見ですがということでいろいろ自由に論理的な議論でもしてもらった方が、みんなが自分で考えるのに役に立ちそうだし、本当に平等で公平な社会になっていくんじゃねえかなあ。国民をできるだけ賢くしないようにして、どこの政党に投票したら自分が本当に得できるかみんながうまく判断できないようにしてて、それで本当に民主主義国家になるのかな?

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

そのくせ、みんなが投票できる時間が終わったら、開票速報番組とかで、なんか有名な解説おじさんだとか芸能人だとかが、いろいろ解説しだしたり政治家の人に偉そうに苦言を呈したりするんですよね。今さらそんなことして国民にどれだけ得があるのかなあといつも思いますけど。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

『平等・公平のために何も報道しない』とかって言ってても、それは実際問題としてもともと有名な政党だとかをすげえ有利にしてて、実際はかなり不平等で不公平だったりするんじゃねえかな?世論調査っていうはけっこうちょくちょく報道するけども、それは実際の選挙の時の得票率だとかとはいつも大きく違う(世論調査の正確性)し、それも不平等で不公平な偏向報道なんじゃねえかな?むしろ、実際の選挙の時の得票率だとかとはいつも大きく違う世論調査っていうのは報道するのをやめるか報道の仕方を変えるかした方がいいんじゃねえかな?

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあこの感じだと、今回も投票率はそんなに高くはならなくて、今までと同じような結果になる可能性が高そうかなあ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

マスコミとかは、「自由民主党の人が前回とかよりもたくさん当選しそう」とかっていう予想を報道してるな。まあ、この前(2021年10月)の衆議院選挙の時は、NHKとかマスコミとかの選挙結果予測とかは、開票速報番組も含めてけっこう大きく外れたが、さて今回はどうなるかな。

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