65歳以上の人の割合が26.7%
2016年7月2日

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

今週、去年(2015年)実施された、国勢調査っていうのの結果が公表されたみたいだね。それによると、この国の65歳以上の人の割合っていうのは26.7%で、今までで一番高くなってたらしいね。ちなみに、この調査より5年前の調査では、この国の65歳以上の人の割合っていうのは、23.0%だったらしいね。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

へ〜、今のこの国では、4人に1人以上が、65歳以上なんですね。そういえば、来週の日曜日(7月10日)には参議院選挙がありますけど、高齢者の割合が多い国だと、選挙とかでも高齢者に人気のある人が当選しやすくなりそうですかね。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

しかもまあ、2014年12月の衆議院選挙の、選挙区方式の方の、年代別の投票率を見ると、若い年代より高齢者の方が、投票率もかなり高いんだよなあ。

年代 投票率
20歳代 32.58%
30歳代 42.09%
40歳代 49.98%
50歳代 60.07%
60歳代 68.28%
70歳以上 59.46%
全体 52.66%

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

おわっ、そう考えると、実際に投票された票の数っていうのは、高齢者からの票の割合がさらに大きくなってるんですね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

実際問題としてそうなってるんで、選挙に立候補する政治家の方も、高齢者に投票してもらえるようにっていうことをまず第一に考えてる人も多いっぽいね。今の高齢者を優遇する政策を約束したり、高齢者が嫌がるような政治は避けるようにしたりしてる政治家も、実際問題として多いんじゃないかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、そういう政治家ばっかりだと、今の若い連中としては、投票したいと思える立候補者がいなくて、よけいに若い連中の投票率も下がっていっちまいそうじゃねえかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

あっ、う〜ん、むしろ、若い人の投票率が低いっていうのは、たいていの政治家は高齢者の方ばっかりを向いてて、若い人たちにとって魅力的な立候補者があまりいないからっていうのもあるのかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

今の高齢者にとにかく都合の良い政治っていうことになっちゃうと、あと数十年くらいが良ければあとはどうでもいいっていう感じとかになっちゃいそうな気もするけど、政治っていうのは、30年先とか50年先とか100年先のことにも関係するものっていうのも、けっこうあるんだよね。例えば、今この国は借金をどんどん増やしてるけど、そのお金の返済は、これから先何十年にもわたって、その時代に生きてる人がやっていかなきゃいけないとか、原子力発電所を稼働させた後に出る超危険物質は、これから100年間以上慎重に管理してかなきゃいけないとか。

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

う〜ん、30年先とか50年先とかのことを、30年先とか50年先とかには生きてないような人たちの意見を一番重視して決めちゃうっていうのは、どうなんでしょうかね。それで民主主義としていいんでしょうかね。50年後のことについてとかは、50年後に生きてる人たちで決めるべきなんじゃないでしょうかね。あっ、でも、50年後とかっていったら、今の時点じゃあまだ生まれてない人とかも多いかあ。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

う〜ん、しかし実際問題として、高齢者の方が数が多いいじょう、国の政治が高齢者優遇になるのはどうしようもないですかねえ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

今の高齢者の世代っていうのは、70年くらい前の、戦争が終わった頃とかに生まれた世代で、これまで、上の世代よりも、そして下の世代よりも、人口が多い世代だったんじゃねえかなあ。そういう点では、主に多数決で物事を決める民主主義の中では、いつも有利な世代だったかもなあ。

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

う〜ん、そうだとしたら、それはなんかちょっとずるい気もしますかね。・・・あっ、そうだ!これからは、若い人は、1人2票とかにしましょう。若い人はこれから長い間この国で生きる可能性が高いんだから、若い人の意見がより強くこの国の未来に反映されるようにしてもいいんじゃないですかね。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

えっ、う〜ん、同じ国民でもみんなが1人1票じゃないっていうのは、どうなのかなあ。世代間での損得はあんまり関係ないような政策とかもあるだろうし。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

う〜ん、「若い人は1人2票」っていうのはちょっと暴論かなあとも思ったが、ただ、たしかに、若い連中っていうのは、これからまだ長い間この国の仕組みの中で生きていくであろう存在だし、選挙で1人2票にするとかじゃなくても、若い人の意見をより重視するような仕組みっていうのは、場合によってはあってもいいかもなあ。特に今みたいな高齢化社会では。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ、主に多数決で物事を決める民主主義とは言っても、少数派の希望がいつも必ず通らないとも限らないんじゃないかな。例えば、今の年金制度だと、今の高齢者はかなり得をして、今の若い人はかなり損をしそうだとかって言われてるけど、それなら、今の若い人たちが、「そんな制度にお金は払いません。ぼくたちは新しい年金制度を作ってそっちにお金を預けるようにします」とかってすると、今の高齢者たちはとても困ることになるんじゃないかな。今の年金制度っていうのは、以前に自分たちが預けたお金をもらってるっていうのではなくて、主に、今の若い人たちから集めたお金をもらってるっていう仕組みだそうだから。「そうなるのが嫌だったら、今の若い世代が損をしないようにしてください」っていうふうに交渉することとかは、たとえ少数派であっても、十分に可能なことなんじゃないかな。

サキノブの顔 サキノブ(21歳くらい・学生)

あっ、たとえ自分たちが多数派だったとしても、少数派の人たちがいなくなっちゃったらすごく困るっていうこともあるんですね。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、それでも若い人が損をする仕組みにしかならねえんだったら、若い人たちで本当に新しい年金制度を作ってそっちに移動しちまっても仕方がねえんじゃねえかな。オレとしては、社会っていうのはあくまでも、みんなが協力し合ってみんなが得できるからこそ成り立つものであって、損をするだけの奴らはその社会から逃げて当然じゃねえかと思うし。本当の民主主義っていうのは、そういうことをする権利もあるものなんじゃねえかと思うし。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

他にも例えば、国の借金がどんどん増えてて、今の若い世代は将来その借金の返済で大変そうだっていうのについても、国がどんどん借金をできるのは、お金を貸してくれる人がいるからで、お金を貸してくれる人っていうのは、貸したお金が利子を付けてちゃんと返してもらえると思ってるからお金を貸してるんで、今の若い人たちが、「以前の世代の借金は、自分たちは一定金額までしか返しません」とかって言えば、お金を貸してくれる人が急にすごく少なくなって、今の高齢者世代も急に借金ができなくなってかなり困るんじゃないかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

あ、う〜ん、一見ちょっと脅しのような感じもするけど、少数派の人たちが損をしないように、社会として全体が成り立っていくために、そのくらいのことを主張する権利はありそうですかね。そういった主張も考慮して全体としてみんなでうまく協力し合ってこそ、本当の民主主義の社会なんですかね。


ページ先頭へ