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実質賃金が5年連続マイナス
2016年5月22日
コーシ(35歳くらい)
2015年度の「実質賃金指数」っていうのが発表されたけど、2014年度に比べて0.1%減ってたそうだね。「実質賃金指数」が前の年度より減ってるのは、これで5年連続だそうだね。
サキノブ(21歳くらい・学生)「実質賃金指数」?みんなの給料が上がってるか下がってるかっていうことですか?
ソータロー(35歳くらい)給料が少し上がってても、そのお金で買う、物の値段が、それ以上の割合で上がってたら、生活は苦しくなるよな。「実質賃金指数」っていうのは、みんなの給料がどれくらい上がってるか下がってるかと、物の値段がどれくらい上がってるか下がってるかを、両方考慮して、みんなの生活がどれくらい楽になってそうか苦しくなってそうかを推測しようっていう数値だな。「実質賃金指数」が増えてれば、みんなの生活は以前よりも楽になってそうってことになって、「実質賃金指数」が減ってれば、みんなの生活は以前よりも苦しくなってそうってことになる。
ソテ(28歳くらい)「実質賃金指数」が5年連続マイナスっていうことは、ここ5年間、みんなの生活はどんどん苦しくなってるっていうことですかね。まあ、あくまで全体の平均値でしょうから、人それぞれ、良くなった人もいれば悪くなった人もいるでしょうけど。
サキノブ(21歳くらい・学生)なるほど、うちの親が、「生活が苦しい」とかって言ってぼくにたくさんゲームを買ってくれないのは、うちの親がうそつきだとかでもなく、うちの親が特別悪い状況だとかっていうわけでもないんでしょうかね。ひどい親じゃなくて、あーよかった。・・・って、政治家の人たちは、特に与党の人たちは、景気を良くするようにもっとがんばらんかーい!