協得賢民党で考えてみた
新型コロナウイルス
についての見解・まとめ
協得賢民党で考えてみた、新型コロナウイルス(新型肺炎、COVID-19)についての見解・まとめです。できるだけわかりやいように書いています。
基本的な考え方
まずは常に現在の状況
- 新型コロナウイルスとは具体的にどういうものか、どうやって感染が広がるか、主な症状や致死率はどのくらいか。
- どの地域にどのくらいの感染者がいるか。
- 医療現場の状況は各地域でどうなっているか。
- いろいろな人や会社などの生活状況や経済状況はどうなっているか。
などをできるだけ具体的に正確に把握したうえで、できるだけ有効で効率的な対策を考えて実施していくのが良いのではないだろうか。
この国は国民一人一人の集まりからなる民主主義国家ということなので、国民の命や生活などをできるだけうまく守れるような対策を考えて実施していくのが良いのではないだろうか。(協得賢民党の、社会や国についての考え方)
特に、人間は一度死んだら生き返ることはできないようなので、できるだけ多くの命を守ることを基本的に第一に考えて対策をしていくのが良いのではないだろうか。
国として新型コロナウイルスに対する対策をできるだけうまくやるには、政治として新しい法律や税金の使い方などを決めたりする以外にも、国民一人一人にもいろいろやってもらう必要があるだろうから、国民一人一人にも、できるだけ常に現在の状況などを具体的に正確に把握してもらって、できるだけうまく行動してもらう必要があるのではないだろうか。
新型コロナウイルスとは
新型コロナウイルスの大きさは1ミリメートルの1万分の1くらいで、とても小さいらしい。人間や動物の、口や鼻などから、体の中に入ると、肺の中などで増殖するようだろうか。
新型コロナウイルスが体の中で増殖すると、肺炎になったり、味覚や嗅覚がにぶくなったり、体温が上がったり風邪のような症状が出たり、などするようだ。人によって、ほとんど何も症状が出ない人もいれば、重い症状が出る人もいて、もともと体が弱かったり高齢だったりする人に重い症状が出ると死んでしまうこともある。一度治癒しても、何かしらの後遺症が残ったり、しばらくした後でまた何か体調が悪くなったりすることもあるらしい。
症状は、新型コロナウイルスが体の中に入ってある程度増殖していってから出てくるものと思われるが、あまり症状が無かったのが数時間のうちに急に重たい症状に悪化していくこともあるようだ。重症化した時にはすぐに病院で高度な医療を受けられないと死んでしまう人もいるようだ。そういう人にとっては、自宅やホテルにいて急に重症化してしまい、すぐに高度な医療が受けられないと、それで死んでしまう。
もともと体が弱かったりする人で、感染した時に重たい症状になってしまう人は、現在のこの国の最高の医療を受けられたとしても、命を助けられない人もいるようだ(志村けん さんの例など)。そういう人にとっては、事実上、感染したら死ぬことになる。
ワクチンや特効薬がない状況で感染する人が多くなれば、それだけ被害が増えるだろう。ワクチンや特効薬ができたとしても、それが誰でも受けられるようになるには時間がかかるだろうし、ワクチンには副作用があってそれもかなり危険だという人もいるだろうし、ワクチンができればそれですべて解決ということにもならないのではないか。できるだけ感染者を出さないようにして、できるだけ早期に終息させていくのが理想ではないだろうか。
ウイルスはまれに変異して特性が変わることがある。変異することによって、感染力が強くなったり、重症化率や致死率が高くなったりすることもあるだろう。ウイルスが変異する確率はそれほど高くなさそうだが、たくさんの人が感染すればするほど、どこかで変異が起こる可能性は高くなるだろう。
感染の広がり方
感染者の肺の中などで増殖した新型コロナウイルスは、感染者の呼吸やせきやくしゃみなどで、感染者の吐いた息と共に、感染者の外にまき散らされると思われる。それを他の人が吸い込んだり、新型コロナウイルスがどこかに付着してそれを他の人が触って口の中に入れたりすることによって、他の人も感染するのではないだろうか。
現状の主な報道などでは、「飛沫感染(せきやくしゃみなどで飛び出した水滴にウイルスが入っている)および接触感染はするけども空気感染はしない」ということになっているようだが、これまでの感染拡大状況などを見ると(衛生状況にとても気を使っている病院などでも集団感染が多数発生している)、感染者が普通に吐く息の中にもかなり新型コロナウイルスは入っていそうというくらいに思っていた方がいいのではないだろうか。
マスクをしていれば、感染する・させる確率をある程度減らせそうだが、新型コロナウイルスは1ミリメートルの1万分の1くらいの大きさのようでとても小さく、マスクをしていても呼吸で空気を出し入れしているわけなので、そんなに完璧な効果は期待しない方がいいのではないだろうか(みんなが常にマスクをしている病院などでも集団感染が多数発生している)。特に、風通しのいい感じのマスクや、吐いた息が普通に外にまき散らされるフェイスシールドなどは効果がかなり小さいと思っていた方がいいのではないだろうか。
つまり、マスクをしていようが、せきやくしゃみをしなかろうが、話をしなかろうが、他の人が吐いた空気の一部を吸い込むことがある状況では、自分も感染する可能性があると思っていた方がいいのではないだろうか。なお、近くでたばこを吸っている人がいると、屋外でも、けっこう離れていてもそのにおいを感じるが、他の人が吐いた空気の一部を吸い込まないようにするには、常に他の人とかなり距離を取り、他の人がいたところにもすぐには行かないようにする必要がありそうだろうか。二人の人間が呼吸をしながらすれ違っただけとかでも、確率はかなり低いながら、他の人に感染させる可能性があるのではないだろうか。人混みができていてその中に感染者がいれば、他の誰にも感染させない確率の方がかなり低くなりそうではないか。人混みができていて話をしている人がたくさんいたりすれば、一気に感染者が増える可能性もかなり高くなるのではないだろうか。
現在の日本の感染状況について
現状、日本では、政府やマスコミなどの多くが(国民の多くも?)、「検査をして感染が確認された数」を「実際の感染者数」と認識しているようだが、
- 毎日国民全員を検査しているわけではない。特に日本の検査数は他の国と比べても10分の1とかに少ない。
- 体調が悪かったり近くに感染確認者がいてもPCR検査を受けられない人もたくさんいるようだ。
- PCR検査をした人の中での陽性の人の割合がとても高い地域も多い(通常はせいぜい3%くらいであるべきところが、地域によっては10%〜20%とかになっている)
などのことから、実際の感染者数は、感染が確認されている数の10倍〜100倍以上いる可能性も高いのではないだろうか。新型コロナウイルスが影響した死者数も、発表されている数より実際はかなり多い可能性が高いのではないだろうか。
検査数が全然足りていないと、実際の感染者が増えても、(それで陽性率はある程度上がっても、)感染確認数はそれほど増えないのではないだろうか。感染確認数と実際の感染者数はどんどんかけ離れていくのではないだろうか。現状でも、土日など検査数が少ない日の分は感染確認数が少ないが、実際の新規感染者が土日などは少ないというわけではないのではないだろうか。検査数が足りていなくて感染確認数が少ないと、その分、野放しの感染者が多くなっているのではないだろうか。
その感染確認数を実際の感染者数だと認識していたら、政治家も国民一人一人も、現状にあった適切な対応をできないのではないだろうか。
終息(収束)の方策について
ワクチンや特効薬がなくても、現状の感染者全員が他の誰にも感染させないで治癒するか死亡すれば、それ以上被害を出さずに最短期間で終息できる。感染した人は2週間くらいで治癒するか死ぬかするようなので、現状の感染者を、それぞれ、2週間くらいの間、隔離しておいて、他の誰にも感染させないようにできれば、最小限の被害で最短期間で終息できるだろう。
ただ、現実問題として、全国民を一斉に検査して誰が感染者かを正確に把握するというのは、それだけの検査能力は今の日本にはなく、不可能だろう。
また、すでに感染者がかなり多くなってしまっていると、それぞれの感染者をどこかに2週間くらい完全に隔離しておくというのも、場所の確保などの面から、難しくなるだろう。
誰が感染者かわからなくても、全国民が、2週間くらいの間、他の誰とも近づかないようにしたりすれば、最短期間で終息できそうだが、経済活動や医療やインフラ(電気・ガス・電車など)なども全て止めて全員が家から2週間くらい出ないようにするということは現実的に無理だろう(それによってむしろ多数の死者などが出てしまうだろう)
現実的な方策としては
経済活動などもしながら、できるだけ収束・もしくは感染拡大を阻止していくには、できるだけ検査をたくさんして(1日にできる検査数には限りがあるだろうが、検査能力をできるだけ増やし、何かしら感染の可能性がありそうな人から検査し、さらにできればその他の人もできるだけ検査し)、できるだけ感染者の多くを早期に発見して隔離して、他の人に感染させないようにするようにした方が良いのではないだろうか。
そのうえで、検査で感染確認されていない感染者も存在しうる状況で、感染していても無症状の人もいるので、みんなそれぞれが、できるだけ他の人が吐いた空気を吸いこまないようにして過ごしてもらうようにした方が良いのではないだろうか。できるだけ、他の人と近づいたりしないようにしてもらうようにした方が良いのではないだろうか。
なお、検査もされていない野放しの感染者が多く、職場や学校や電車や商店街やスーパーマーケットなどで近距離で人が多くなっている場所が多いと、感染者はさらにどんどん増えていく可能性が高いのではないだろうか。
普段の活動ができなくなると、それで経済的に困窮して生きられなくなったり、健康に大きな被害が出たりする人もいるだろうが、数週間や数ヶ月の短期間では終息できそうにないので、あまりに無理な我慢はしない方がいいのではないだろうか。
経済への影響などについて
人どうしができるだけ会わない・集まらないようにすると、経済活動などはかなり制限されることになる。経済というのはみんなが生み出す価値の交換であると思うので(「経済とは、お金とは」など)、効率良く価値を生み出す活動がうまくできなくなれば、その間はどうしても経済もかなり縮小してしまう(全体としても個人の多くも豊かでなくなってしまう)だろう。みんなできるだけ、通常時にやっていたことや直接お金に変換できることに限らず、何かしら世の中に価値を生み出すことやその準備などでできることがあれば、少しでもやっていくのがいいのではないだろうか。
現在の日本の財政状況はとても厳しいところだが(「現在の日本の財政状況」など)、本当にお金に困ってしまうところには、社会(国など)として税金から援助をしてもいいのではないだろうか。将来の税金負担や借金負担になるとしても、それは他の国民もある程度納得してくれるのではないだろうか。
感染がかなり拡大してきてしまったら
検査で感染が確認された人は、実際には1週間から2週間くらい前に感染している場合が多いようなので、現時点の実際の感染拡大状況は、現在確認できている感染者数などから1週間後や2週間後を予測して考える必要があるだろう。そうして早めに対策を取らないと、後手後手になってしまったり手遅れになってしまったりするだろう。
感染者数が一旦多くなってしまうと、十分な数を検査したり、感染者をそれぞれ2週間くらいどこかの場所を用意して隔離したりすることも難しくなってくるだろう。
感染者数が拡大してきてしまって、医療崩壊(重症患者が多すぎて治療・入院しきれない、病院で集団感染が発生して病院が閉鎖になってしまう、など)などの可能性が出てきた時には、国民に対して一時的にかなり強い行動制限などもした方がいいのではないだろうか。
国民に対して、生活のための仕事をしばらくやめてもらうような強い行動制限を要請する場合などは、それでも国民がみんなとりあえずしばらく生き延びていけるような政策(国民みんなに先にある程度のお金を配ってしまうとか)を実行した方が良いのではないだろうか。そうでないと、なかなかうまくいかないのではないだろか。また、いきなり言われてもすぐにはできないということもあるだろうから、できるだけ早めに、こういう状況になってきたらこういう行動制限をお願いするつもりだということを説明しておいた方がいいのではないだろうか。
国民への情報公開・呼びかけ
国民一人一人がいつもできるだけうまく行動できるように、現在の具体的な状況や今後の具体的な見通し、どうしたらできるだけ良い未来に持っていけそうかということなどを、できるだけわかりやすく具体的に、常に国民へ情報公開・呼びかけしていった方が良いのではないだろうか。
実際にやってみないとわからないことや、想定通りにいかないことや、状況が以前と変わってくることもあるかと思うので、誤りや不適切な部分はすぐに認めて随時訂正し、訂正した内容も常に国民にわかりやすく説明していった方が良いのではないだろうか。
(現状を見ていて思うこと)
日本政府、マスコミの多く、(国民の多くも?)が、「検査をして感染が確認された数」を「実際の感染者数」と認識しているようだが、それはなぜだろうか。毎日国民全員を検査しているわけでもないし、それが違うのは明らかではないだろうか。それは現実を正しく認識できていないのではないだろうか。その認識では、政治家もマスコミも国民一人一人も、今の現状に会った適切な対応が取れないのではないだろうか。日本政府は、「検査をして感染が確認された数」と「実際の感染者数」は違うと認識し、マスコミなどにはそういうふうに報道をしないように要請し、国民にもそれをよく理解するように呼びかけた方が、できるだけうまく対応していけるのではないだろうか。実際の感染者数はどれくらいいそうかを推計して毎日発表するなどもした方がいいのではないだろうか。
最近、日本政府は、「感染拡大の主な原因は飲食店」とかと言っていて、NHKや多くのマスコミなどもそれをそのまま報道し、それを信じている国民も多そうだが、その根拠は確かなものだろうか。実際の全ての感染者を把握できているわけではないし、感染経路不明という人も多いし、衛生状況にとても気を使っている病院などでも集団感染が多数発生しているし、飲食店に行っていたとしても実際は他の場所で感染していたかもしれないのではないだろうか。電車やオフィスや学校や商店街や映画館やスーパーマーケットや混雑した観光地などでは本当にほとんど感染していないのだろうか。その認識で、政治家もマスコミも国民一人一人も、今の現状に会った適切な対応が取れるのだろうか。
いわゆる「GO TO キャンペーン」が始まった頃からか、日本政府やマスコミの多くは、飲食店や商業施設や観光地やイベントなどについて、「感染対策(アクリル板の接地、フェイスシールド、マスク)をしているから大丈夫」というようなことを言ってきているように思うが、その感染対策は本当に十分に有効なものなのだろうか。その認識や危機感でみんな適切な対応が取れるのだろうか。
日本政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」(以前は「専門家会議」というのがあった)というのは、誰がどういう基準でそのメンバーを選んでいるのだろうか。それは国民のための組織になっているだろうか、それとも、日本政府(菅政権や自民党)のための組織だろうか。専門家(?)の人たちが現状をどう認識してどう考えているのか、会議をテレビやインターネットで中継してくれたら国民にとっても役に立つのではないだろうかと思うが、そういうことはなぜしないのだろうか。
2020年4月28日時点での見解
2020年3月22日時点での見解
2020年3月10日時点での見解
ソテ(28歳くらい)
まあ、こんな感じでみんな自分でもいろいろ考えてみるといいかもしれないのではないでしょうか。
コーシその他、ニュースを見て思ったことなどは、「協得賢民党〜理想の社会・政治を考えてみよう」のツイッターでツイートもしています。