国民みんなに地球温暖化の現状などを具体的に理解してもらい、それぞれにできることをやってもらう
この国で石油とか石炭とかをできるだけ使わないようにしたりするには、国民一人一人の行動っていうのもかなり重要になってくるんじゃないかな。みんなが日常生活の中で、できるだけ無駄な電気を使わないようにしたりだとか、ガソリンとかを使うにしてもできるだけ効率良く使うようにしたりだとかすれば、この国で出される二酸化炭素をけっこう減らせるかもしれないんじゃないかな。
ソテ(28歳くらい)あ、たしかに、環境対策だとか地球温暖化対策だとかとして国が直接どうこうする以外にも、国民一人一人の生活の仕方とかでも、けっこう状況が違ってくるかもしれないですかね。
ソータロー(35歳くらい)人それぞれ生活様式とかはいろいろだろうし、みんなの細かい行動まですべて法律とかで規定して取り締まったりするのは現実問題として無理だろうし、一律にこれはしちゃ駄目であれもしちゃ駄目だとかって規制すると必要以上に行動が制限されて不便になっちまう人も多くなったりするだろうから、基本的には、みんなに地球温暖化の現状とか対策とかを具体的に理解してもらって、それぞれの生活の中でそれぞれにできることをやってもらうようにした方がいいんじゃねえかな。
ソテ(28歳くらい)う〜ん、なるほど。まあ、国民に具体的に理解させずに何かを一律に強制したりするより、そういうふうにした方が、みんな自由に生活できるし、結局のところ環境対策だとかとしてもできるだけ良い結果を出せそうですかね。
サキノブ(20歳・学生)まあ今のこの国では、環境対策だとか地球温暖化だとかについて、政治家もマスコミもあまり具体的に国民に説明しないですよね。これだけ異常気象みたいなことがたくさん起こるようになっても。二酸化炭素が具体的にどのくらい増えててそれが具体的にどう地球環境に影響を与えてるのかとか、ほとんどみんなわかってないですよね。だから危機感とかもたいしてないですよね。前は、ヨーロッパの環境活動家だとかが地球温暖化対策があまいこととかについてめちゃくちゃ怒っててぶち切れてるのを見ても、「どうしてそこまで激しく怒ってるのかなあ」っていう感じでしたけど、二酸化炭素がどれだけ急激に増えてるのかとか具体的に知ると、「まあ気持ちもわからないでもないかな」という感じになってきますね。まあでも、環境活動家の抗議活動だとかで他の人に迷惑をかける行為をしたりするのはどうかと思いますけどね。それで問題が根本的に解決していく方向にいくかというとそうでもなさそうな感じがしますし、それなら現状をもっとみんなに具体的に理解してもらうこととかに労力を使った方が結局みんなにとって良い結果になるんじゃないですかね。他の人に迷惑かけることとかすると、みんなから嫌われて話を聞いてもらいにくくなったりむしろ反発されちゃったりもしやすそうだし。
コーシ(35歳くらい)まあ地球環境の問題だとかは、地球全体で、そして今生きてる人とこれから生まれてくる人とかも含めて、そのみんなで、「みんなができるだけうまく協力し合って、みんなそれぞれができるだけ得できる」ように協力していくようにやっていけたらいいんじゃないかな。