みんながそれぞれできるだけ良い人生を送れるようにしていく
いわゆる人権問題とかについては、社会としては、「みんながそれぞれできるだけ良い人生を送れるようにしていく」っていうようにしていったらいいんじゃねえかな。そしてそれにはやっぱり、「みんなができるだけうまく協力し合って、みんなそれぞれができるだけ得できる」ようにしていったらいいんじゃねえかな。
ソテ(28歳くらい)あっ、まあ、「人権」ってつまり具体的には、「人としての良い人生を送れる権利」っていうようなものですかね。それならやっぱり、みんなができるだけうまく協力し合って、みんなそれぞれができるだけ幸せな人生を送れるようにしていけば、できるだけ人権が尊重される社会になりそうですかね。
コーシ(35歳くらい)うん、人種とか性別とか年齢とか性格とか身長とか体重とかに関わらず、みんなお互いできるだけそうやってうまく協力し合っていった方が、みんなできるだけ良い人生を送れるようになるんじゃないかな。そういう社会になるように、いろんな法律を整備していったり、国民みんなに呼びかけをしていったりしたらいいんじゃないかな。
サキノブ(20歳・学生)あっ、何かを理由に不当に誰かを差別したりすると、「みんなでお互いできるだけうまく協力し合う」っていう状態じゃなくなっちゃって、結局みんな損をすることになりそうですかね。まあ、不当な差別で誰かを追い込んだりしてしまうと、その人はいわゆる「精神的に無敵の人」とかになって、自暴自棄になって社会で大きな事件を起こしたりもするかもしれないですかね。
コーシ(35歳くらい)まあ人それぞれ、価値観だとか置かれている立場だとか得意なことだとかが違って、人によって何が幸せかとかどんな人生が良い人生かとかは違うだろうから、それぞれの価値観だとかをお互いよく理解して尊重したうえで、みんながそれぞれできるだけ良い人生を送れるようにしていけたらいいんじゃないかな。人権問題とかっていうと、「平等」だとか「公平」だとかっていうこともよく言われるけども、いつもみんなが何もかも同じなのが良いっていうわけじゃあないんじゃないかな。
ソテ(28歳くらい)あっ、まあたしかに、例えばみんながみんな同じ仕事をしてたりしたら、みんなにとって便利で快適な社会は作れないだろうし、みんながいつも同じ物を食べててそれでみんなそれぞれ最大限に満足できるかっていったらそうではないですよね。まあ人生全体とかで見ても、少ない収入でいいからのんびり静かに暮らしたいっていう人もいれば、必死になってたくさんお金を稼いでいろんな物を買ったり世界中を旅行したいとかっていう人とかもいますよね。とにかくみんながいつも同じにっていうんじゃなくて、いつもそれぞれの価値観をよく尊重し合ったうえで、それぞれができるだけ満足していけるようにしていった方が良さそうですかね。