協得賢民党で考えてみた
新型コロナウイルス
についての見解・まとめ

2020年3月22日更新
コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

協得賢民党で考えてみた、新型コロナウイルス(新型肺炎、COVID-19)についての見解・まとめです。できるだけわかりやいように書いています。


現在の状況について

現状の日本の検査数を見ると、[すでに感染が確認された人が主にいた場所にいた人]とか[海外から来た人]とか以外はほとんど検査をしていないようだ。かなり体調が悪い人でもほとんど検査をしていないようだし、感染を確認された人が電車移動したりスーパーマーケットで買いものしたりしたときに近くにいた人とかも全然検査をしていないようだ。感染が確認された人がいつどこに行っていたかの情報も全然公表されていない。検査されていない感染者からどんどん感染拡大していてもまったくわからない状態になっているようだ。

現状を正しく把握するには検査が全然足りていない状況だと思うので、「感染が確認された数」と「実際の感染者数」は大きく乖離(かいり)している可能性が高いのではないだろうか。検査数が少なすぎて実際の感染者数がどのくらいいるかを推測することも難しそうだが、検査をたくさんやっている他の国の状況や今までのこの国の対策状況から考えると、実際の感染者数は数万人以上いる可能性もかなり高いのではないだろうか。

また、日本で行われている検査は、集団感染の疑いのあるところなどをかなり重点的に検査しているようで、全国一律に同じ基準で検査をしているわけではなさそうなので、地域ごとの感染確認数の分布は実際の感染者数の分布とはかなり違うかもしれない。現状までの感染確認数では北海道や大阪・兵庫が多いとなっているが、実際の感染者数は、東京などの人口密度が高い地域などの方が多いかもしれない。

感染力

「飛沫感染(せきやくしゃみなどで飛び出した水滴にウイルスが入っている)および接触感染はするけども空気感染はしない」ということになっているようだが、これまでの状況を見ると、実際問題として、数メートル以内の距離くらいなら空気感染もするというように思っていた方がいいのではないだろうか(特に、つばを飛ばしながら話す人や大声を出す人などは感染させる可能性が高そう)。

風通しのいい場所であろうが、お互い向かい合って話をしたりすれば感染する可能性はけっこうあるのではないだろうか。

せきやくしゃみをしたり声を出したり口をあけたりしなくても、同じ部屋の中で呼吸をしながら過ごしていれば感染する可能性はけっこうあるのではないだろうか。

マスクはしていれば感染する・させる確率をある程度減らせそうだが、ウイルスはかなり小さいようなので、完全に防げるわけではないと思っていた方がいいのではないだろうか。

終息(収束)の見通し

ことなどから、「現状の感染者が他の人に感染さないようにして2週間程度の早期で終息させる」というのは実際問題として不可能ではないだろうか。特効薬のようなものを数ヶ月以内に完成させて量産するというのもまず不可能と思われる。このままでは、ひととおり全体に流行して収束していくという流れになる可能性が高いのではないだろうか。

被害を減らすための方策

急激に感染者が増えてしまったり一時期に多くの感染者が出てしまうと、「重症者だけはなんとか入院・治療をする」ということすらできなくなってしまいそうなので、できるだけ感染が広まるのを遅くするようにして(そうすると最終的に終息するのも遅くなるかもしれないが)、重症者の治療体制などをできるだけ早くたくさん整えておいた方がいいのではないだろうか。

最終的に感染する人の数を減らすために、完全に終息するまで一人一人ができるだけ感染しない・させないような行動を取るようにした方がいいのではないだろうか。

「感染拡大を遅らせる」「最終的に感染する人の数を減らす」ための方策

できるだけ、

などを一人一人がしていった方が良いのではないだろうか。ただ、数ヶ月以上の長期戦になりそうなので、あまりに無理はしない方がいいのではないだろうか。

感染者数が急拡大して医療崩壊(重症患者が多すぎて治療・入院しきれない)する可能性がある時などにはさらにかなり強い行動制限などもした方がいいのではないだろうか。

被害の予測

現状、新型コロナウイルスの致死率は3%くらい、重症化率は15%くらい、80歳以上では致死率は20%くらい、と言われているようだ。もし日本の人口の4分の1の3千万人くらいが感染することになったら、重症になる人が450万人くらい、死亡する人が90万人くらいとなる計算。日本は高齢者の割合が多いのでもっと被害が大きくなるかもしれない。感染が急拡大して十分に入院・治療などができない人が出てくればもっと被害が大きくなるかもしれない。

経済への影響などについて

人どうしができるだけ会わない・集まらないようにすると、経済活動などはかなり制限されることになる。経済というのはみんなが生み出す価値の交換であると思うので(「経済とは、お金とは」など)、効率良く価値を生み出す活動がうまくできなくなれば、その間は経済もかなり縮小してしまうだろう。通常時にやっていたことや直接お金に変換できることに限らず、何かしら世の中に価値を生み出すことやその準備などでできることがあれば少しでもやっていくのがいいのではないだろうか。

現在の日本の財政状況はとても厳しいところだが(「現在の日本の財政状況」など)、本当にお金に困ってしまうところには、社会(国など)として税金から援助をしてもいいのではないだろうか。将来の税金負担や借金負担になるとしても、それは他の国民もある程度納得してくれるのではないだろうか。

国民への情報公開・呼びかけ

国民一人一人がいつもできるだけうまく行動できるように、現在の具体的な状況や今後の具体的な見通し、どうしたらできるだけ良い未来に持っていけそうかということなどを、できるだけわかりやすく具体的に、国民へ情報公開・呼びかけしていった方が良いのではないだろうか。

実際に調査してみないとわからないことや想定通りにいかないことや状況が以前と変わってくることもあるかと思うので、誤りや不適切な部分はすぐに認めて随時訂正していった方が良いのではないだろか。


2020年3月10日時点での見解
ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

まあ、こんな感じでみんな自分でもいろいろ考えてみるといいかもしれないのではないでしょうか。

コーシ先輩の顔 コーシ

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