現在の日本の経済力・景気

2019年6月20日更新

日本の経済力は・・・

株価とは・・・

人手不足?・・・

政策金利の値は・・・

一番の問題は・・・


ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

みんなが経済的に豊かになるには、みんなが効率良くたくさんの価値を生み出せれば良さそう(経済政策 -> 経済とは、お金とは)ですけど、今の日本は、他の国とかと比べて、どのくらいみんな効率良く価値を生み出せてるのかなあ。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

「日本は技術力が高い」っていうし、そういう能力は高いんじゃないですかね。あっ、でも、アメリカの方がそういう能力はちょっと上そうかなあ、新しくすごいものとかバンバン出てくる感じだし。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

そういうのを比較する指標としては、「一人当たりGDP(国内総生産)」だとか「労働生産性」だとかっていうのがあるかな。まあ、こういう数字がいつも完璧に正確だとは限らねえだろうけども、2018年12月に「日本生産性本部」っていうところが発表したものによると、2017年のデータで、日本の1時間当たりの労働生産性は47.5ドルで、G7とかって呼ばれる先進7か国(アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、イギリス、日本)の中で最下位だったらしい。日本は近年ずっと最下位らしい。ちなみに、アメリカの1時間当たりの労働生産性は72.0ドルで、日本の1.5倍くらいらしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ?えー?先進7か国っていうのの中で日本は最下位?アメリカは日本の1.5倍?そんなに違うんですか・・・。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

ちなみに、一人当たりGDP(国内総生産)っていうので、もっと他の国も含めて比較してみると、2018年のデータで、日本は26位らしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ?26位?先進7か国っていうのじゃない国にも20個くらいの国に負けてるっていうこと?

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

ちなみに、その国の経済がどのくらい毎年成長してるかっていうのを比較する指標として、「実質国内総生産(GDP)成長率」とかっていうのがあるけど、2018年のデータで、アメリカは2.9%くらい、ユーロ圏は1.8%くらい、中国は6.6%くらい、日本は0.8%くらい、世界全体だと3.5%くらい、らしい。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

えっ?なんか世界と比べるとずいぶん低いんですね。国内のニュースとかでは、「(マイナスではないから)景気回復してる」「戦後最長の景気回復で景気が良い」とかって言ってるみたいですけど、世界経済の成長の勢いに全然ついていけてないんじゃないですかね。NHKとかのニュースとかだと、なんか景気が悪そうな数字とかが出てくると、「海外のせい」とかってよく言ってて他の国に足を引っ張られてるように言ってる感じがしますけど、むしろ日本はずっと世界経済の足を引っ張ってるんじゃ・・・。これまではアメリカとかの他の国が景気が良くて新興国もまだどんどん成長してたから運よくそれに引っ張ってもらえてた部分もあるんじゃないかなあと思いますけど、それでこの結果っていうことですか?

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

他の国の勢いに全然ついていけてないって、それってつまり、この国は景気が良くないっていうことなんじゃ・・・?

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

あっ、そういえば、最近のこの国のGDPって、なんか計算方法を変えたりしてて、以前よりかさ上げされてるんじゃないかっていう話もあるんでしたっけ。あれっ?そうすると実際はもっと状況は悪いかも?

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、「戦後最長の景気回復」とやらの6年間くらいの、年間の「実質国内総生産(GDP)成長率」は、平均で1.2%くらいらしい。ちなみに、自民党の人とかは、なにかにつけて、「(旧)民主党政権時代よりはまし」だとか「悪夢のような(旧)民主党政権時代」だとか言ってたりするみてえだが、(旧)民主党政権時代の3年間の「実質国内総生産(GDP)成長率」は、平均で1.8%くらいだったらしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ?あれっ?「アベノミクス」・・・っていうのは?世界経済がある程度の勢いで成長してても日本はあまり成長しなくなる政策?しかも今はオリンピック前ですごく景気が良くなる時期のはずなのでは?

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

他の先進国とかに比べて一人当たりGDP(国内総生産)がずっと低くて成長率もずっと低かったりするのに、とりあえず成長率の数値がマイナスとかじゃなかったら、「景気回復」だとか「景気が良い」っていうのはどうなんだろうなあ。昔は全然マイナスとかになってなくても、「景気後退」だとか「景気が悪い」ってなってたよなあ。なんか基準がよくわかんなくねえかなあ。みんな今の現状を具体的にわかったうえで納得してんのかなあ。現実問題として、マスコミとかの多くは日本政府(安倍政権)が「景気が良い」って言えばそれをいわゆる大本営発表的にそのまま平然と報道するだけで、けっこう多くの人がそれを信じてたりするのかなあ。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

う〜ん、まあ、考えてみると、日本は昔は、ウォークマンだとか半導体だとか、最先端の分野で世界で一番良いものを作ってたものもたくさんあったような気がするけど、最近はそういうのもあんまりなさそうかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

実際問題として、日本メーカーのスマートフォンとかパソコンとかは今は他の国ではほとんど売れてないし、これからの最先端分野の、AIだとかドローンだとか自動運転だとかの分野も、最先端からはもうかなり遅れちゃってるものも多いんじゃないかな。中国とかの方が先にいっちゃってる分野もかなりあるかも。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、テレビゲームのソフトとかを作る技術とかも、もう日本は全然世界一とかじゃない感じがするかなあ。・・・そういえば、「クールジャパン」とかってなんだったんだっけ?あれも、「アベノミクス」なんだったっけ?

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、働いてる人の1時間当たりの給料の平均が1997年と2017年でどれくらい変わったかっていうのをいろんな国で見てみると、アメリカは76%上昇、ドイツは55%上昇、イギリスは87%上昇、フランスは66%上昇、韓国は150%上昇、とからしいが、日本は、9%下がってるらしい。それから、「戦後最長の景気回復」とやらの6年間で、実質可処分所得(給料とかから税金とか保険料とか引かれてそれに物価上昇分を加味した収入額)とか実質賃金とかっていうのはほとんど変わってないらしい。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

そういえば、さらに、日本はサービス残業とかが多くて、有給取得率は低くて、実際問題としてただ働きしてるような分もけっこう多いんでしたっけ。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

う〜ん、え〜とまあ、「実感なき景気回復」とかってニュースとかでは言ってるみたいですけど、そりゃまあ、実際問題として生活が豊かになってない人も多いんじゃあ、実感がなくて当然なんじゃないですかね。むしろなんで「景気回復してる」ってことになってるのかが本来は不思議なところなんじゃ・・・。しかも現状の成長率だとか今後の最先端分野での状況だとかも他の国に比べて良くないのかあ・・・。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

でもまあ、NHKだとかのニュースとかでは、「アベノミクスで景気が良い」っていうようなことをずっと平然と言い続けてきてて、それを全面的に信じちゃってる人とか、それで安心しちゃってる人とかもかなりいるんじゃないかなあ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

今の状況で「日本は今もこれからも豊かですばらしい国だ」なんて思い込んで安心してたら、それこそむしろ、どんどん本当に豊かな国にはなれなくなっちまうんじゃねえかなあ。みんな結局は期待外れな人生になっちまったりするんじゃねえかなあ。でもまあ、中には、もはや宗教的な感じで日本はすばらしい国だとか美しい国だとか信じてる人とかは、実際は期待外れな人生になってることにも気づかねえで、本当はもっと良い人生が送れた可能性があったことにもまったく気づかねえで、一生を終わることになる人とかもけっこういるのかもしれねえが。


サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

ちなみに、「株価」っていうのはなんなんですかね?「アベノミクスで株価が上がって景気が良い」みたいなことをNHKとかではよく言ってませんでしたっけ?まあなんか最近ではあまり言わなくなったかもしれないですけど。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まず、「株」っていうのは、正式には「株式」っていうんだけど、ざっくり言うと、会社の所有権かな。ある会社の株を全部持ってれば、その会社は自分のものになる。その会社の社長を勝手に決めたり、その会社を解散させてその会社が持ってたお金とか物とかを自分のものにしたりもできる。ちなみに、ぼくは自分の作った会社の株を全部自分で持ってるから、自分の会社を自分で好きなようにできる。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ニュースとかで話題になる大企業とかは、たいてい、その会社の株を株式市場っていうところでみんなが比較的自由に売り買いできるようになってる。ちなみに、トヨタっていう自動車会社は、株式が34億個くらいあるらしい。会社の所有権が34億個に分割されてる感じかな。株式1個が売り買いされる時の価格っていうのは、その時にそれを買いたいと思う人がどれくらいいるかとか売りたいと思う人がどれくらいいるかとかでいつも変動してるんだけども、その価格が、その会社の「株価」だな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、なるほど。株っていうのはそういうものですか。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

それから、ニュースとかで「株価」って言ってるときは、日経平均株価(225種)のことを言ってる場合も多いかな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

「日経平均株価」?

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

今、日本にある会社の数は、170万くらいらしい。ちなみに、個人事業主っていう、会社を作ってはいないけど商売をしてるところっていうのは、240万くらいあるらしい。会社の中で、東京証券取引所っていうところの第一部っていう市場で株式を売り買いできる会社を、「東証一部上場企業」とかって言うんだけど、それは1960社くらいある。 そしてその約1960社の中の225社の株価の平均値っていうのが、「日経平均株価(225種)」って呼ばれるもので、まあなんかこれの値はよくニュースとかで取り上げられる。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

う〜ん、なんかまあ、この国の中で大企業で優良企業の上位の会社の、株価の平均っていう感じですかね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

株価っていうのは基本的に、その株を売りたいと思う人の数より買いたいと思う人の数の方が多ければ上がっていって、買いたいと思う人の数より売りたいと思う人の数の方が多ければ下がっていく。それから、ある会社の株を持ってると、その会社がたくさん儲かった時とかに、その会社の儲けの一部をもらえたりもする(そういうのを「配当」という)。そういうものなんで、一般的には、その会社の業績が良くてこれからも成長していきそうだと、その会社の株価は上がる。逆に、その会社の業績が悪くて今後も期待できなさそうだとみんなが思うと、その会社の株価は下がる。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

ああなるほど、そうやって、今その会社はどのくらいの価値がありそうかっていうので、株価は変動していってるんですか。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ただし・・・、株価っていうのは、そういう一般的な形での動きじゃねえ場合もいろいろある。特に今のこの国の株式市場だと、本来の形じゃねえ、普通じゃねえ力がかなり大きく影響してそうかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

「本来の形じゃない、普通じゃない力」?

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

例えば、日本銀行っていう、日本のお金を発行してるところが、最近は年間6兆円くらい、上場投資信託(ETF)っていう形で、株式を買ってる。2010年頃から買い始めて、最初の頃はそんなに大きな金額じゃなかったけど、2019年3月末の時点で、その買い越し額は25兆円くらいになってるらしい。この国のETF市場の規模っていうのは全体で37兆円くらいらしいんで、本来の市場規模は12兆円くらいなのにそれの2倍以上も買っちゃってるっていう感じになるのかな。ちなみに、25兆円っていうのは、東京証券取引所の第一部の時価総額と比べると、その5%くらいにもなっちゃうらしい。株価っていうのは、さっきも言ったけど、基本的に、たくさん買う人がいればそれで上がる。だれかが今後たくさん買いそうだとなったら、それで株価は上がるだろうから自分も買っておこうという人が増えて、さらに上がる。日本銀行は今後も年間6兆円くらい株式を買うのを続けると言ってる。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ?お金を発行してるところが勝手にお金を作ってそんなことしちゃっていいんですか?

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ、この国のお金の量が増えると、基本的に、みんなの持ってるお金の価値が全体的に下がって、みんな生活は貧しくなるだろうっていうことだったよね(経済政策 -> お金自体の価値)。それから、将来、株価が下がって、日本銀行が大きく損失を出すようなことになったりしたら、その損失の穴埋めは結局はみんなから集めた税金が使われることになるかもしれないらしい。まあちなみに、日本銀行が、現状やってる年間6兆円の株式を買うのをやめることにしたり、さらに今持ってる株式を今度は逆に売っていこうっていう方向になったとしたら、それだけで株価は今よりかなり下がりやすくなるんじゃないかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

それから、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)っていう、いわゆる公的年金のお金を預かってるところが、2014年10月から2018年頃までに、20兆円以上、この国の株式を買い越してるらしい。現状、累計で40兆円くらいの株式を持ってるらしい。まあ、ここは、これ以上はもうそんなに株式を買い越せねえ決まりになってるらしいが。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

えっ?年金?・・・え〜とそれは、確実に儲かるっていうんならまあそんなに悪くもなさそうですけど、もし損したら、それだけぼくらの年金のお金が減っちゃうっていうことですかね?

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

たしか、株で損したとかに限らず、年金のお金があんまり少なくなっちまったら、結局はその分をみんなから集めた税金で穴埋めするんじゃなかったかな。まあ、どういう形にしろ、みんなからよけいたくさんのお金を集めなくちゃいけねえことになったりするんじゃねえかな。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

それから、大企業は儲かっててお金がたくさんあるところも多いっていうことで、自分の会社の株を買う(「自社株買い」)っていうのも近年たくさん行われてるらしい。自分の会社の株を買って「消却」っていうのをすると、その株はなくなる。つまり、その会社の株式の数は少なくなる。株式っていうのはその会社の所有権みたいなもんなんで、その会社の株式の数が少なくなると、その会社の価値が変わってなければ、1つの株式あたりの価値が上がって、株価は上がることになる。2018年度だと全体で6兆円以上もそういうのがあったらしい。2012年の終わり頃からの累計だとそういうのは10兆円以上になるらしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

へ〜、会社が自分の会社の株を買うのかあ。そういうことでも株価って上がるのかあ。・・・まあなんか、そんなことしても一般国民にはほとんど関係ない感じがしますけど。それなら、その会社の社員の給料とか増やしてもらった方が、なんかその後に一般国民にお金が回っていきそうな感じがしますけど。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、この国の株式市場の株の3割くらいは外国人が持ってて、日々の売り買いの割合だと7割くらいが外国人なんだそうだけども、その外国人投資家は、2012年の終わり頃と比べると、10兆円弱買い越してるだけっていう状況らしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ、いろんな会社の株価が上がって日経平均株価とかっていうのも上がったっていっても、売り買いの7割くらいをやってるところは10兆円弱の買い越しだけで、日本銀行っていうところが25兆円くらい、年金なんとかっていうのが20兆円以上、会社が自分の会社の株を買うっていうのが10兆円以上の買い越し?え〜とそれって、本来の形で株式市場で売買をしてる人たちの影響力よりも、むしろ「普通じゃない力」の影響力の方がかなり大きそう?

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

それから、直接株を買ったりするんじゃなくても、日経平均株価(225種)っていうのは、あくまでその225社の会社の株価の平均値だから、他の会社が損しようが国民が損しようがとにかくその会社たちが儲かるようにすれば、日経平均株価(225種)を上げることはできるかな。例えば、その225社っていうのは、大企業で海外に物を売ってる会社が多くて、この国のお金(「円」)の価値が低い方が儲けやすいから、この国のお金の量を増やしてこの国のお金の価値を下げるとか。他には、国として借金してでも公共事業とかをやって大企業に発注するとか。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、2012年の終わり頃はアメリカの1ドルと80円くらいで交換できたのが、最近は日本のお金(「円」)の価値が下がったりして1ドルと交換するのに110円くらいとか120円くらいとか必要になったけど、日本のお金(「円」)の価値が下がると、外国人投資家は日本の株を安く買えるようになって買いやすくなるな。例えば24,000円の株は、1ドルが80円と交換だったら300ドルだけど、1ドルが120円と交換だったら200ドルで買えるからな。そういうことでも株価は上がったりするな。この国の株式市場の株の売り買いの7割くらいは外国人だそうだから、そういう影響もかなり大きいんじゃねえかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

えっ、でも、この国のお金の価値が下がったりしたら、みんなの持ってるお金の価値が下がったら、みんなの生活は貧しくなるだろうっていうことでしたよね(経済政策 -> お金自体の価値)。まあ、大企業が儲かったらその分のお金がその後で中小企業とか一般国民とかに全部流れてくるんなら悪くもないかもしれないですけど、実際は、株主への配当だとか、自社株買いだとか、内部留保っていうので会社の中にお金をためこんでおくだけとかで、ほとんど流れてきてなさそうなんでしたっけ。・・・そういえば、「トリクルダウン」とか「景気の好循環が始まっている」とか「全国津々浦々に温かい風を」とか「景気回復は道なかば」とかっていうのはなんだったのかなあ。以前は選挙の時とか盛んに言ってた気がするけど、なんか最近はあまり聞かなくなったような気がするかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

この国のお金(円)の価値が下がったりすると、中小企業とかでは何か物を作るための材料とかを海外から輸入してたりするところもあるだろうけど、そういうところは逆にかなり儲けにくくなったりするんじゃないかな。まあ、国民の生活としても、外国から輸入してる食べ物とか、外国から輸入してる石油で作ってる製品とかは価格が高くなるだろうから、それでさらに生活は貧しくなったりするんじゃないかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、企業の業績のニュースとかって、話題になるのはたいてい有名な大企業とかばっかりだから、そこが儲かるようにしときゃあ、なんか景気が良いような感じに見えてくるっていうのもあるかもなあ。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

う〜ん、さらに大企業は儲かったらそれで自分の会社の株を買えば、株価はさらに上がるっていうことですかね。・・・でもそれで本当に「景気が良い」?みんなの生活が豊かになってる?

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、会社の儲けっていうのは、従業員の給料を減らしたりすればそれでも増えるわけだし、一部の大企業の業績が良いとか株価が上がったとかっていうのと、この国の国民の生活が豊かになったかとかっていうのは、必ずしも一致しねえんじゃねえかな。今のこの国の状況では、むしろ逆かもな。実際問題として、一般国民の生活の豊かさとか中小企業とかをいろいろ犠牲にして、一部の指標を吊り上げてマスコミとかに報道させてるような状態かもな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

う〜ん、そう考えると、ニュースとかで「株価が上がってて景気が良い」とかって言ってたり、本当は景気が悪いんじゃないかって言われた政治家が「株価を見てください。(株価が上がってるんだから景気がいいでしょ。)」とかって言ってたりするのは、実際問題として、経済のこととかが全然わかってないか、もしくは経済のこととかが全然わかってない人たちをだまそうとしてるっていうことなのかなあ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、日経平均株価(225種)とかっていうのは、部屋の隅にある温度計みたいなもんなんじゃねえかな。普通の状態だったらその部屋の温度とだいたい一致してる場合も多いだろうけど、たまたまそこだけ日なたになってたりしたら部屋の温度とはだいぶ違ってくることもあるだろうし、ドライヤーを吹き付けて数値を吊り上げることとかもできちまうものだな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

寒い日に温度計にドライヤー吹き付けて、「はい、温度計の値が上がりました。」とかって言われても意味ないよなあ。せめてその分の労力を本当にぼくが少しでも温かくなるように使ってもらった方がいいよなあ。でも、実際は部屋の温度は上がってなくて温度計の値が上がっただけでも、「実感なき温度上昇」「単にあなたの実感がないだけ、あなたの自己責任。」とかって言われるのかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ、株価が上がれば、もともとお金持ちだったとかで株を早めに買ってた人とかは儲かるかもしれないけど、日本の株式式場の売り買いの7割くらいは外国人だそうだから、その儲けのけっこう多くは外国人が持ってっちゃうんじゃないかなあ。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ?それって・・・、この国の他のものをいろいろ犠牲にしたりもしてそうなのに・・・?あれっ?この国って誰のための社会なんでしたっけ?おま国・・・。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ、「国」だとかの「社会」としては、もともとお金をたくさん持ってる人だとか外国人だとかを簡単に得させたりするより、この国で本当に価値のあるものを生み出せる人たちがその力を発揮できるようにしたり、運悪く不遇な環境になってしまってる人とかを助けたりとかってことをやっていった方がいいんじゃないかな。その方が本当に景気が良くなってみんな豊かな生活ができるようになるんじゃないかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、2018年の10月に日経平均株価(225種)が24,245円くらいになって、27年ぶりの高い値だとかってけっこうニュースになったけど、27年前と比べると、アメリカの株価(ダウ工業株30種平均)は8.6倍、ドイツの株価(ドイツ株式指数)は8.7倍になってるらしい。最近、アメリカの株価(ダウ工業株30種平均)は歴史上最高値をどんどん更新してる状況だけども、日本の日経平均株価(225種)は1989年につけた最高値の38,915円にも全然届いてない。ここ数年の動きだと、日経平均株価(225種)は2015年くらいに20,000円くらいになって、2019年のなかばの今も同じくらいの値だけど、アメリカの株価(ダウ工業株30種平均)は、2015年頃には17,000くらいだったのが、今は26,000くらいになってる。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

えっ?あれっ?「基本的にアメリカとか外国の株価が上がると日本の株も上がりやすい」とかってニュースとかでよく言ってる気がしますけど、それでもそういう状況なんですか・・・。そんな状態でも、「株価が高い」とかってニュースとかではいつも言ってたりするんですか。まあ、今の日本政府(安倍政権)だとかマスコミだとかは、一つ前の政権よりましな値になってればそれでいいっていうことなのかなあ?


サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

え〜とじゃあ、「失業率」とか「求人倍率」とかっていうのはなんなんですかね?なんかそういうのの数値がどうだから景気が良いみたいなこともよく言ってませんでしたっけ?あと、「人手不足」だとかなんだとか。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

「失業率」っていうのは、働ける能力がある人の中で、今は働いてない人の割合ですかね?

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

う〜んと、実はちょっと違うらしいかな。「失業率」は「完全失業率」って言ったりもするけど、総務省っていうところが毎月発表してる数値で、「15歳以上の働く意欲のある人のうちの、完全失業者の割合」らしい。で、「完全失業者」っていうのは具体的には、「今は働いてなくて、公共職業安定所(ハローワーク)でどっかの会社とかの求人に応募してる人」ということらしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、単に働いてない人の割合っていうことではないんですね。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

「働く意欲のある人」が対象だから、なんかの学校に行ってるとか大学に行ってるとかでまだ働く気のない人は対象外だし、いわゆる専業主婦で家庭外で働く気のない人も対象外になるようだな。それから、いわゆるニートとか引きこもりとかって呼ばれる人とかも、働く気がない人の場合は対象外になるようだな。最初は働く気があってしばらく仕事を探してみたけど自分に合う仕事が見つからなかったとか奴隷みたいな仕事しかなくて今は働く気がなくなっちゃってるやつとかも、対象外かな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ?いわゆるニートの人とかも、働く気がない場合は対象外になっちゃうんですか?それは「失業者」ではない?

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

それから、「完全失業者」っていうのは「今は働いてなくて、公共職業安定所(ハローワーク)でどっかの会社とかの求人に応募してる人」ということだそうだから、公共職業安定所(ハローワーク)じゃない他の手段で仕事を探してる人とか、求人情報を見てみたけど自分に合う仕事が見つからなくてどの求人にも応募してない人とかは、「完全失業者」にならないみたいかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

えっ?今の時代、インターネット上の転職サイトとかもたくさんあるし、直接どこかの会社に応募する場合もあるだろうし、公共職業安定所(ハローワーク)じゃないところで仕事を探してる人も多いんじゃないですかね?しかも、公共職業安定所(ハローワーク)で仕事を探してても、どこかの求人に応募してないとそれは失業者としてカウントされない?

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

え〜とつまり、働ける能力があるけど働いてないっていう人がたくさんいても、みんな働く気がなかったり、公共職業安定所(ハローワーク)じゃないところで仕事を探してたり、まだ公共職業安定所(ハローワーク)で求人に応募してなかったりすると、失業者はいない、失業率は0%っていうことになっちゃうんですかね?う〜ん、なんか、思ってたイメージとけっこう違うなあ。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

「求人倍率」っていうのは、仕事を探してる人1人に対して、何件くらいの求人があるかっていうことですかね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ一般的にそういうことかな。ニュースとかでたまに話題になるのは、「有効求人倍率」っていう、厚生労働省が毎月発表してるやつかな。これは、「公共職業安定所(ハローワーク)の求人の数」を「公共職業安定所(ハローワーク)で仕事を探してる人の数」で割って出してるらしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、それも、公共職業安定所(ハローワーク)っていうところだけで計算した数値なんですね。それから、そもそも働く気がない人とかっていうのはやっぱり対象外なんですね。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、仕事といってもいろんな内容のものがあるし、仕事を探してる人といってもいろんな人がいるだろうけど、それを単純に全体の数で計算しただけのものだから、100人分の求人があって仕事を探してる人が100人いても、それでみんな就職になるとは限らねえだろうな。例えば、「会計の資格を持ってる人が100人ほしい」っていう求人があっても、仕事を探してる人にそういう資格を持ってる人が一人もいなければ、全然就職につながらねえだろうな(いわゆる「雇用のミスマッチ」)。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、なるほど。・・・まあ、求人っていうのがたくさんあっても、「超きつい仕事を超安い給料でやってくれる超優秀な人をほしい」みたいな求人をたくさんの会社がたくさん募集してても、景気が良い感じはしないかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

ちなみに、「失業率」にしても「有効求人倍率」にしても、「求人」っていうのは、アルバイトだとかパートだとか派遣社員だとかの、いわゆる「非正規雇用」っていうのも含んでるらしい。非正規雇用っていうのは「正社員」に比べて時間当たりの給料がかなり安い場合が多いようだけど、働いてる人の中で非正規雇用の人の割合っていうのは、近年どんどん増えてるらしい。2013年から2018年の間だと、正社員は130万人くらい増えて、非正規雇用は350万人くらい増えたらしい。まあ、この期間では正社員も増えてはいるけども、割合としては少ないし、最近は正社員でも「ブラック企業」だとかっていう待遇の悪い仕事もかなりあるみたいだし、それまでの不景気の時には大企業とかでも「リストラ」っていって社員をたくさん減らしたりしてたけども、その分は全然戻ってないんじゃないかなあ。ちなみに、働いてる人の中で非正規雇用の人の割合は、最近は38%くらいで、2002年あたりでは30%くらい、1994年あたりでは20%くらい、1984年あたりでは15%くらいだったらしい。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

う〜ん、仕事がたくさんあったとしても、人手不足だとかって言ってたりしても、給料とかの待遇が悪い、奴隷みたいな仕事とかばっかりだったら、実際には「人手不足」っていうより「奴隷不足」っていうような状態だったら、みんな豊かになんてなれないんじゃないかなあ。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

みんなが豊かになるには、できるだけみんなが効率良くたくさんの価値を生み出して、つまり短い時間でたくさんのお金を稼げるような状態になるのが良さそうっていうことでしたよね(経済政策 -> 経済とは、お金とは)。まあその方がみんな遊んだり自分の好きなように有意義に過ごせる時間も人生の中で多くできそうだし。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

もし本当に景気が良いんなら、本当にみんなが豊かになりやすい状況なんだったら、みんなが効率良く価値を生み出せて効率良く稼げる仕事がたくさんあるはずじゃねえかな。人を雇う会社側としては、人が足りなければ商売ができねえし利益も上げられねえんだから、効率良く価値を生み出せる仕事を用意できてるんなら、給料とかの待遇を良くしてでも人を雇いたいはずじゃねえかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

う〜ん、そう考えると、この国のいろんな会社だとかどこかの個別の会社だとかが効率良く価値を生み出せる仕事を用意できてないようなら、他の国がみんな景気が良かろうが周りの会社がみんな景気が良かろうが、そこではあまり景気が良い状態にはならないっていうことかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

ちなみに、正社員を1人雇う代わりに、パートだとかアルバイトだとかの短時間勤務の人を2人とか3人とか雇うようにすると、求人の数は増えるよね。そうすると、なんか仕事がたくさんあるような状態っていうことになって、求人倍率の数値は上がるね。それから、他にそれより良い仕事がなかったりしてそういう短時間勤務で安い時給で働く人が増えると、なんか働いてる人は増えてる状態っていうことになって、失業率の数値は下がるね。「『失業率が低い』『求人倍率が高い』『人手不足』だから景気が良い」とかってニュースとかでもけっこういつも平然と言ってたりするみたいだけど、今の世の中でその数値とかを表面的に見ただけじゃ、本当に国民にとって景気が良いとは言えないんじゃないかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

ちなみに、最近の日本は、いわゆるブラック企業だとかがけっこう多かったり他に良い仕事がないから仕方ないと思ってとりあえず待遇の悪い仕事に就く人とかが多いせいか、以前に比べて、一度着いた仕事をわりとすぐにやめる人とかも多くなってるみてえだな。仕事をすぐにやめる人とかが多いと、会社側としては、人が足りなくなりやすくなったり、雇った人間の何割かはやめるだろうと見越して求人を最初から多めに出したりすることもあるんじゃねえかな。そうするとそれでもまた、「人手不足」だとか「求人倍率が高い」とかって状態になるだろうと思うけど、それで本当に国民にとって景気が良いとは言えねえんじゃねえかなあ。


コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

景気に関する重要そうな数字っていうと、「政策金利」っていうのもあるかな。たいていの国とかには、一般の銀行にお金を貸す、「銀行の銀行」みたいなところがあって、そういうのを「中央銀行」って言うんだけど、その中央銀行が一般の銀行にお金を貸す時の利子の割合を、「政策金利」っていう。ちなみに、日本の中央銀行は、「日本銀行」っていうところ。日本のお金とかも発行してる。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

へ〜、一般の銀行にお金を貸すところがあるんですか。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

政策金利は中央銀行で決めることができるもので、基本的に、その国の景気が悪いと、政策金利を低くして、普通の銀行が安い利子でお金を借りられるようにしてたくさんお金を借りてもらうようにして、それで世の中にお金がたくさん出回りやすいようにしようということをする。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、そんなことをやってるんですか。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

近年の各国とかの政策金利を見てみると、2005年あたりでは、アメリカは2.2%くらい、ユーロ圏は2%くらい、イギリスは4.8%くらい、日本は0.0%。2007年あたりでは、アメリカは5.3%くらい、ユーロ圏は4.1%くらい、イギリスは5.8%くらい、日本は0.5%くらい。いわゆるリーマンショック後の2009年あたりでは、アメリカは0.2%くらい、ユーロ圏は1.1%くらい、イギリスは0.5%くらい、日本は0.1%くらい。2018年あたりでは、アメリカは2.8%くらい、ユーロ圏は0.0%くらい、イギリスは0.0%くらい、日本はマイナス0.1%。日本は2016年2月から初めてマイナスの金利っていうのになったけど、今もずっとそのままになってる。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

あっ、日本はもともと低かったうえに、他の国が景気が良かった時もたいして上がらなくて、今はずっとマイナスの数値なんですか。う〜ん、これってやっぱり、この国はずっと不景気だっていうことなんじゃ・・・、特に今も・・・。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

その国の景気が悪くなってくると政策金利を下げるっていうのはたいていの国でやることだけども、日本は異例のマイナスになっちまってて、もうこれ以上はやりようがねえ感じになってるらしい。最近、世界的にちょっと景気が悪くなってきそうになってたり、日本では来年にオリンピックが終わったり今年(2019年)10月に消費税が上がったりする予定だけども、今よりさらに景気が悪くなっても、日本はもうこの政策金利っていう部分ではもう打つ手がなさそうかな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ?・・・それは、さらに景気が悪くなっても、日本はもうそのダメージを減らす力さえも弱くなってるっていうこと?


ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

う〜ん、この国の経済の現状をいろいろ具体的に見てみると、なんか今まで漠然と思ってたイメージとだいぶ違ったかなあ。今まではなんかもっと豊かな感じだと思ってたし、今後ももっと明るい未来な感じがしてたかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ、実際問題として、「アベノミクス」だとか「3本の矢」だとかって言ってても、みんなが効率良く価値を生み出せるようにすることとか一般国民の生活を本当に豊かにするようなこととかはあんまりやってないんじゃないかなあ。まあ、経済だとか景気だとかについては、すべてが政治の要因というわけではなくて、この国にある会社の経営の仕方だとか、国民一人一人の、仕事とか消費とかに対する意識だとかにもけっこう要因があるかもしれないけど、経済的にもっとちゃんと成長してる他の国とかでは、そういうところが日本よりもうまくできてて、みんなの働く意欲も日本よりも高くて、そういう結果になってるところが多いんじゃないかなあ。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、そういえば、日本はなんか他の国とかに比べて、「がんばって働くぞ!」とかって思って働いてる人が少ないらしいですね。働いててもやる気のない社員が多いらしいですね。まあ、一生懸命働いてもそんなにいいことないとかじゃあ、働く気が起きなくて当然じゃないかなあ。一般国民はがんばって価値を生み出してもそんなに報われないとか、いわゆる上級国民とかは楽していい生活ができるとかじゃあなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

「アベノミクス」だとか「3本の矢」だとか、「地方創生」「クールジャパン」「女性活躍」「新3本の矢」「一億総活躍」「働き方改革」とか、具体的に何をやってどこにどう影響を及ぼしていったかとかって、みんな具体的にわかってるのかなあ。マスコミとかってそういう報道を十分にしてるかなあ。実際問題として、みんなが効率良く価値を生み出せるようにすることとかとむしろ逆のようなことをやってるようなこともけっこうあるんじゃないかなあ。今の日本政府(安倍政権)も、今までやってきたことで本当に国民が豊かになったと思ってるんなら、それを具体的に説明してくれたらどうかなあ。それがみんなの納得のいくものなら支持率だとかも上がるだろうし、喜んでやってもいいはずじゃないかなあ。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

あっ、他の国と日本とをいろいろ具体的に比べてみるとどうかっていうこととかも、みんな具体的にわかってない人も多いんじゃないかなあ。そういう報道とかテレビ番組とかもあんまり無い気がするかなあ。なんか最近は、「日本はすばらしい」的な番組とかがけっこう多いような感じがするし、NHKとかはニュースとかでもバラエティとかでもスポーツ番組とかでも、なんかやけにうれしそうに「日本はすばらしい」的な方向に持っていくような内容のものも多いような気がするけど、そういうのばっかりをただなんとなく見て信じてたりすると、今の日本の状況を間違って認識しちゃいやすそうな気もするかなあ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、現状の一番の問題は、国民の多くが今の状況を正確に認識できてなさそうっていうことかもなあ。それでできるだけ明るい未来を具体的に目指してがんばっていけるのかなあ。それでまともな民主主義の政治とかなんてできるのかなあ。まあ将来、国民の多くがこの国の経済とか景気とかの実態を具体的に知ることになった時とかには、まあその時にはもういろいろ手遅れになっちまってるかもしれねえが、マスコミだとか、与党だ野党だの今の政治家だとかは、「どうしてそんな重要なことをちゃんと教えてくれなかったんだ」ってみんなから言われて信頼を失うことになるかもなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

ちなみに、国民の多くが今の状況を正確に認識できてなさそうっていうものは、経済とか景気とかに限らず、他にも、財政問題とか年金制度とか、いろいろあるんじゃないかなあ。まあ、何か問題が起こったりして気づいたときにはもう手遅れになってしまってることも多いかもしれないけど、気づくのが遅くなればなるほど、事態がどうしようもなく悪化していったり、みんなのショックが大きくなったりするんじゃないかなあ。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

えっ?!ちょっ、「みんなが気づいたときにはもう手遅れかも」とかって、そういうのはみんなにとってとても重要なことなんじゃ・・・。・・・あっ、そういえば、考えてみると、ぼくとかみたいな、政治のこととか世の中のこととか具体的にわかってない人ほど、現状を知らないで、本当はもっと良い未来があることも全然わからないで、なんかなんとなく「現状に満足してる」とかって思って何も考えてない人も多そうかなあ。でもそうしてるといつかびっくりするくらいがっかりするようなことが起こったり「こんなはずじゃなかった」って思ったりしても全然不思議じゃないかあ。


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