失敗は認めてすぐに改善する

2023年4月12日更新
コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

実際問題として、世の中、いつも正確に未来が予測できるというわけではないし、こうするのが一番良さそうだと思って何かの政策とかを実行しても、みんなにとってできるだけ良い結果にはならないこともけっこうあるかと思う。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あっ、まあ、国の政治とかに限らず、そういうことはたしかにありますよね。できるだけうまく考えてやっててもそうなることはあると思いますし、それは仕方ないですよね。個人で何かする場合でも失敗はよくありますし、ましてやたくさんの人が関係することとかは、実際にやってみたら思ってたとおりにならないことがけっこうあっても当然なんじゃないですかね。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

まあ、今まではうまくいってたことでも、周りの状況が変わって急にうまくいかなくなったりすることとかもありますよね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

そういう時は、結果として失敗だったとか最善ではなかったとかを認めて、その時点でまたどうしたらみんなにとって一番良い未来になりそうかを考え直して、これからはできるだけ良い結果になるようにすぐに改善をしていった方がいいんじゃないかな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あ、そうですね。駄目なやり方をずっとやり続けてたら、その後もずっと、みんなにとって良い未来にはならないし、場合によっては税金の無駄づかいとかも続いていくことになるんじゃないですかね。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、政治家としては、失敗だったって言うと、無能に思われそうとか、他の政党から批判されそうとか、みんなからの支持率が下がりそうとか思うかもしれねえが、失敗を認めねえで改善していかねえ奴っていうのは、みんなの未来をできるだけ良くすることはできなくて、みんなにとって良いリーダーじゃねえし、みんなが頼れるリーダーじゃねえんじゃねえかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

あ、本来は、実際には失敗しててもそれを認めないで改善していかない人の方が、無能に思われたり、他の人から批判されたり、みんなから支持されなくなったりするのが、民主主義的な社会なんじゃないかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

それから、世の中には、どうにも未来がうまく予測できなくて、実際にやってみないとどうなるかほとんどわからないというようなこともあるかと思う。そういう場合は、失敗するかもしれないと思っても、まず実際に少しやってみて、その結果として得られた知識でまたできるだけうまく未来を予測してみたりしながら考えていったらいいんじゃないかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

そういう場合は最初はあんまりうまくいかねえで失敗に終わることも多いかもしれねえが、そういう挑戦をしねえでいると、本当はみんなにとってもっと良い未来があるのに、それをみんな捨ててるようなことになっちまうんじゃねえかな。それじゃあ、「できるだけ良い社会」を作っていくことはできねえんじゃねえかな。

サキノブの顔 サキノブ(20歳・学生)

あ、最初はまず小さな規模で少しやってみるなら、失敗しても損失も小さくて済みますよね。最初から大規模でやっちゃうと、失敗すると損失が大きいし、そこからまた大規模に改善していくのも大変そうだし、大失敗のイメージがついちゃうとそれ自体がみんなから信頼されなくなったり駄目なものだっていう認識になっちゃったりもしそうだけど。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、政治だろうがなんだろうが、失敗してもそこから新しい知識とか教訓とかが得られることもけっこうあるだろうから、失敗は「失敗」としてできるだけうまく利用していくようにしていった方がいいんじゃねえかな。まあ、人間なら何かミスして失敗することもあるだろうし、個人にしても社会にしても、失敗を失敗だと認めねえことの方が、もっと大きな本当の失敗になっていくんじゃねえかな。



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