ケムリクサを見て考える、
やさしい世界の仕組みについて
2019年4月13日(土)
サキノブ(21歳くらい・学生)
先月でケムリクサ終わっちゃったなあ。なんだかさびしいなあ。
ソテ(28歳くらい)「ケムリクサ」・・・?って、何?
サキノブ(21歳くらい・学生)「ケムリクサ」っていうのは、最近(2019年1月〜3月)テレビで放送されてたアニメです。(アニメ『ケムリクサ』公式サイト)
ソテ(28歳くらい)あっ、そういえばそれ、コーシ先輩も見てましたっけ。
コーシ(35歳くらい)まあ、ぼくはもともとアニメとかはあんまり見てないんだけど、今回は、このアニメを作ってる人たちをちょっと応援したいなあというところもあって、見てた。
サキノブ(21歳くらい・学生)まあ、実際に見る前はどんなアニメなのかほとんどわかりませんでしたけど、実際に見てみて、他のアニメとかマンガとかにはこういうのはほとんどないなあっていう部分とかもあって、かなり楽しかったですし良い気分になれましたかね。
ソータロー(35歳くらい)「終わってさびしい」?「他のアニメとかマンガにはほとんどない部分」?「楽しかった、良い気分になれた」?・・・オレはあんまりアニメとかマンガとかは見ねえんでよくわかんねえけど、アニメとかの感想っていうのは普通、「面白かった」とか「つまらなかった」とかっていうのじゃねえのか?そのアニメは具体的にどういうところが他と違う感じなんだ?どういうところがおまえにとって良かったんだ?
サキノブ(21歳くらい・学生)まあ、一番気に入ったのはやっぱり、登場人物たちがみんな本当にやさしいところですかね。登場人物は若い女性が多いんですけど、よくありそうな外見重視の美少女アニメとかとはちょっと違って、単なる見た目のかわいさとかよりも、性格の良さを重視してる感じですかね。
コーシ(35歳くらい)まあ、みんなお互いに思いやりがあってやさしくて、理不尽なことを言ったり相手を責めたりはしないし、それでみんなのびのびと言いたいこと言いながら、いきいきと個性を発揮してる感じかなあ。まあ、このアニメの監督の人が前に作った「けものフレンズ」っていうアニメ(2017年1月〜3月に放送)も、世界設定とかは今回のとは全然違うんだけど、そういうアニメだったんだよね。
サキノブ(21歳くらい・学生)そういう、本当にやさしい人たちばっかりの世界を、「やさしい世界」とかって呼んでる人もけっこういるみたいですけど、そういう状態で、できるだけみんなが良い気分でのびのびと過ごせるっていうのは、見ていて楽しいですし良い気分になれますし、「こういうのが理想の人間関係かなあ、理想の社会かなあ」とかって思ったりもするんですよね。
ソータロー(35歳くらい)ああ、なるほどなあ。それで、そういう世界を見せてくれるアニメが終わっちまうと、「さびしい」とかって感じたりもするっていうことか。
ソテ(28歳くらい)まあ、今の世の中だと、自分の目先のことしか考えられない人とかも多いと思うし、そういうので理不尽なことをされることとかも多いと思うし、そういうアニメとかを見て、楽しいとか心地良いとか癒されるとかって思う人はけっこうたくさんいるんじゃないかなあ。
サキノブ(21歳くらい・学生)まあ、コーシ先輩とソータローさんとソテ先輩は、ケムリクサとかけものフレンズ1期アニメの登場人物と同じレベルの「やさしさ」を持ってるような人たちなので、あなた方にとってはこういう世界もそれほど特別なものではないのかもしれないですけど。
ソータロー(35歳くらい)まあ、オレとかは、「できるだけみんなうまく協力し合っていった方が、できるだけみんな得できて、みんなできるだけ良い人生が送れそうで良いんじゃねえか」っていう、合理的な判断でやってる部分も多いけどな。まあ、周りの奴が喜んでるのを見たりするのも基本的には嫌いじゃあねえけど。
コーシ(35歳くらい)ぼくらとしては、「できるだけみんながうまく協力し合って、できるだけみんながたくさん得できる」とか「みんなが個人個人の価値観を尊重する」っていうのが、「理想の社会」の要素なんじゃないかなあと思うところだけど(協得賢民党の理念)、結果としてそれと同じような状態が、登場人物たちがみんな本当にやさしいことで実現できてる感じかなあ。
サキノブ(21歳くらい・学生)あっ、「みんなが個人個人の価値観を尊重する」っていうのは、ケムリクサの、「みんなの『すき』を大事にする」っていうのと実質的におんなじようなことかなあ。だから、コーシ先輩たちは、いわゆる「やさしい世界」みたいなのを、意図的に作り出せてるのかなあ。まあ、ケムリクサとかけものフレンズ1期アニメの登場人物は、あなた方とかに比べたらそんなに賢いわけじゃあないんですけど、もともとみんなが本当にやさしいっていうことで、結果として同じような状態になってる感じですかね。ちなみに、こういう「やさしい世界」が良いと思う人たちは、現実の世界もそうなったらいいなあとかって思って、こういうアニメを他の人にも見てもらいたいなあって思う人もけっこう多そうかなあ。
ソータロー(35歳くらい)まあただ、現実の世界だと、何か合理的な理由とかを理解したりしてねえと、もともと悪い人間だとかじゃあなくても、どうしたら自分にとっても一番良いことなのかとかわからなくて、つい自分の目先のことしか考えられねえで行動しちまったり、なんとなく周りの雰囲気に流されて行動しちまったりする人も多いんじゃねえかなあ。それから、単に自分だけが「やさしく」なっても、結果として、「やさしくない」人に都合のいいように利用されちまったりだまされちまったりして、ほとんど損するだけになっちまうこととかもけっこうあるんじゃねえかなあ。
サキノブ(21歳くらい・学生)あっ、たしかに、実際問題として、現実の世界では、「やさしい人」が報われないことも多そうかなあ。そしてそういう現実がまた、「やさしい人」をさらに少なくしていってたりするっていうこともあるのかもなあ。
ソテ(28歳くらい)お互いに協力し合うっていうことができない「やさしくない人」に対しては、都合よく利用されたりだまされたりしないように、できるだけ関わらないようにしたり言いなりにならないように断ったりすることも必要そうかなあ。現実の世界では、お互いができるだけうまく協力し合う「やさしい世界」っていうのが具体的にどういうときにどういう結果を生み出せそうなものかっていうのをできるだけ具体的に理解したうえで、うまくやっていった方が良さそうかなあ。
コーシ(35歳くらい)まあでも、自分の行動の根拠を理屈として言葉とかで理解しておくのもたしかに重要かなあと思うけど、ケムリクサとかけものフレンズ1期アニメみたいな感じで、それが具体的には例えばこういう感じっていうことで見ることができて具体的にイメージできるようになるっていうのも、けっこう良いことなんじゃないかなあ。それは、「できるだけみんながうまく協力し合って、できるだけみんながたくさん得できる」っていう社会を実現していくうえでも役に立つことなんじゃないかなあ。そう考えると、そういうアニメとかっていうのは、単なる娯楽というのだけではなくて、この現実世界の「社会」にとってもかなり価値のあるものかもしれないんじゃないかなあ。
ソテ(28歳くらい)あっ、う〜ん、なるほど。アニメとかって、見た人の人生にいろいろ影響を与えることもあるかと思うけど、そういうアニメをみんなが見たりして、本当の「やさしい社会」っていうものを、みんなが知ったり、みんながそれについてちょっと考えるきっかけになったりでもすれば、「やさしい社会」がより実現しやすくなったりもしそうかなあ。例えばみんなが子供の頃からそういうものをよく見ていてそういう「やさしい世界」を当然だと思うようになってたら、それだけでも今とはだいぶ違う世の中になったりしそうかなあ。
(ここから先はついでの雑談みたいなもの)
ソータロー(35歳くらい)
まあしかし、アニメっていつもたくさん作られてるんだよな。でもそのほとんどは、なんか有名な人が作ったアニメとかでもなければ、ほとんどの人が知らねえままに始まってそのまま終わっていくんじゃねえかな。でも、今の世の中のたくさんの人が「楽しい」とか「心地良い」と感じるもので、社会にとっても役に立つようなものがあるなら、そういうのはできるだけたくさんの人に見てもらえるようになった方が、世の中にとって良いんじゃねえかなあ。そうじゃねえと、そのアニメが持ってる価値が十分に発揮できねえで終わっちまって、もったいねえんじゃねえかと思うし、そういうアニメを作ってる人たちとかも、実際に生み出してる価値に対して十分に報われねえことになっちまうんじゃねえかなあ。
ソテ(28歳くらい)コーシ先輩がこの「ケムリクサ」っていうアニメを作った人たちとかを応援したいと思ってたっていうのも、そういう理由ですかね?
コーシ(35歳くらい)まあ、そういう部分もあるし、自分にとってとても楽しそうだっていうのもあるし、それから、このアニメを作った人たちがこの前に作った「けものフレンズ」っていうアニメは当初の予想に対してかなり大ヒットしたようなんだけども、このアニメを作った人たちはそのわりにたいしてお金ももらえず、しかも「けものフレンズ」の続編のアニメを作るのからはなんか難癖をつけられる感じで外されてしまったらしいんで、まあその辺のところの真実は厳密にはよくわからないところもあるんだけど、「かわいそうだわな〜、それは。」というところとかもあってね。「見捨てたくないなあ」とか「死なせないようにしたい」とかっていうのもあったかな。
サキノブ(21歳くらい・学生)ぼくもアニメ業界のこととかにはそんなに詳しくはないんですが、ケムリクサとかけものフレンズ1期アニメを作ったアニメ監督は「たつき」という人だそうで、そのアニメーション製作チームは「irodori」というそうで、その人たちが所属している会社は「ヤオヨロズ」という会社だそうなんですけども、「けものフレンズ」の続編のアニメ製作からは外されて、「けものフレンズ」の権利を持ってるKADOKAWAだとかとはとても仲が悪くなってしまって、KADOKAWAだとかのこの業界で大きな力を持つところから切り捨てられてしまったような状態になってしまって、意を決して、この「ケムリクサ」というアニメを作ったっていう感じっぽいですかね。たつき監督の「けものフレンズ」のアニメの続編を見たいと思ってた人はかなりたくさんいたと思うんですけど、なんか結局誰も得しないようなことが現実に起こって、ほんと、「残念な世界じゃん」っていう感じですかね。
ソータロー(35歳くらい)えっ・・・、それって、今回のその「ケムリクサ」っていうのでちゃんと金が稼げなかったら、もう続けていねえ状態っていうことか?アニメとかって、たくさん作られてるけど、採算が取れねえものも多くて、たまに出る一部のヒット商品で稼いでるとかっていう話も聞いたことがあるような気がするが・・・。しかも、その業界で大きな力があるところを敵に回してるような状態じゃあ、宣伝広告するとか声優雇うとかグッズ販売するとか、何するにしてもかなり障害があるんじゃねえか。場合によっちゃあ、直接なり間接なりインターネット上なりでいろいろ妨害行為とか嫌がらせとかもしてくるかもしれねえし。そうとう厳しい状況なんじゃねえか?そもそも自前でアニメ作る資金とかもどのくらいあったかわからねえけど。
ソテ(28歳くらい)う〜ん、「価値のあるものを作る人が報われない」とか、「価値のあるものを作れる人がものを作ることができなくなる」とかっていうのは、社会としても損失になるんじゃないかなあ。ちなみに、「価値のあるものを作る人が得できるようにする」っていうのは、協得賢民党の提案する主要政策とか経済政策の1つでもありますよね。
ソータロー(35歳くらい)ちなみに、その、たつきっていう人は、どういう性格とか能力とかの人なんかな?まあ、そういう登場人物のアニメを作るっていうことは、少なくとも、いわゆる「本当のやさしさ」的なものとかをよく理解してる人なんかな。
サキノブ(21歳くらい・学生)う〜ん、ぼくもよく知らないですけど、まあ、コーシ先輩とかとはちょっと違うタイプかもしれないですけど、ケムリクサのアニメを見ると、かなり特殊な世界設定でスケールの大きな物語を、かなりうまくまとめられてる感じがしますし、戦闘シーンの展開とかを見てても、頭もかなり良い人なんじゃないでしょうかね。物事をちゃんとよく考えたり理屈をしっかり理解したりできる人なんじゃないでしょうかね。ちなみに、ツイッターのツイートを見てると、かなり謙虚そうな人の感じもしますかね。
コーシ(35歳くらい)まあ、今回の「ケムリクサ」っていうアニメがどういうアニメなのかは事前にはほとんどわからなくて、ぼくも本当は、できればたつきさんっていう人がどういう人間か実際に見てみて、それでどの程度応援しようか決めたいなあと思ってたんだけど、そういう機会はなかったんで、とりあえずいろいろやりながら考えることにしたかな。応援するならできるだけ放送期間中にいろいろやった方が良いかなあと思ってたんで、とりあえずできることから少し始めながら様子を見てて、それでアニメの放送を見ていくとまあだいたい期待通りに良い感じだったんで、できる限りでけっこう全力でいろいろやってみたりした。
ソテ(28歳くらい)そういえば、クリアファイルを切り抜いてなんか作ったり、料理とか作って写真撮ったり、Webサイト作ったりとかいろいろしてましたね。
コーシ(35歳くらい)まあ、自分で楽しんだり自分用にアニメの内容とかグッズの情報とかをまとめるのの延長的な感じで、とりあえずできるだけたくさんの人に
- このアニメを見てもらいたいなあ
- このアニメを最後まで見てらもらいたいなあ
- このアニメをうまく楽しんでもらいたいなあ
とかって思って、できる範囲で、
- ちょっと話題性を作れそうなものを作ってみたりとか
- このアニメをより楽しみやすくなりそうな情報をWebサイトにまとめてみたりとか
- このアニメを見てる人がより楽しめそうな写真をツイートしてみたりとか
いろいろやってみた。まあ、ぼくはアニメを見るのとかは素人だし、あのWebサイトとかが少しは役に立ったのかどうかはわからないけど。少しでも「タスカル?」になってたらうれしいかな。
ソータロー(35歳くらい)なるほど。それでまあ先月(2019年3月)で放送が予定通り終わって、結果としては、採算は取れたんかな?生き残っていけそうなんかな?
サキノブ(21歳くらい・学生)こういうアニメの収益っていうのは、主にブルーレイの売上だとかグッズの売上だとかで決まってくるらしいですが、まあ、大ヒットとかまではいかなさそうな感じがしますけど、とりあえず採算は取れて次につながるくらいは十分に稼げそうじゃないでしょうかねえ。まあ、ブルーレイは3巻構成で、まだ1巻が3月末に発売したばっかりで、3巻まで発売されるのは7月末頃ですけど。
ソテ(28歳くらい)「大ヒットとかまではいかなさそう」っていうのは、前に作ってけっこう大ヒットしたっていう「けものフレンズ」っていうのほどは売れなさそうっていうこと?前の作品を気に入ってもらえた人全員にまた気に入ってもらうっていうことはできなかったっていう感じなのかな?まあ、前の作品の時とはかなり状況も違うんだろうし、ちょっと厳しい意見みたいに聞こえるかもしれないけど。
サキノブ(21歳くらい・学生)まあ、けものフレンズ1期アニメの時は、いろいろ話題になったりニュースになったりもしてて、ちょっと一時的なブームの面もあったような気もするしなあ。それに今回は宣伝広告とかもなかなかうまくやりづらかったんじゃないかと思うし、最初の頃とかにインターネット上の一部でやけに批判的な書き込みとかが集中的にあったりとかもしたらしいしなあ。
コーシ(35歳くらい)う〜ん、まあただ、今回の作品については、内容的にも、
- 世界設定とか登場人物たちの能力とか全体の物語とかが、けっこう特殊だったり複雑だったり謎が多かったりして難しい感じだったり
- 話の舞台が、生き残るのもかなり絶望的な状況の、暗い世界な感じだったり
- 恋愛要素的なものがある作品は人によって好みが分かれそうだけども、ちょっと好きになる理由がよくわからないような恋愛要素的なものがあったり
して、「ちょっとよくわからない」とか「ちょっとついていけない」とか「自分には合わない」っていう人もけっこういたんじゃないかなあ。けものフレンズ1期アニメは、基本的に平和な世界で、そんなに複雑な要素とか特殊な要素とかはなくて、ほとんど頭空っぽで気楽に見てちょっと楽しく良い気分になれるような感じだったんじゃないかなあと思うけど、そういうイメージでまたそういうのを期待してた人にとっては、今回の「ケムリクサ」はかなり本格的な壮大ファンタジー物語という感じだったんで、ちょっと期待外れっていう感じになっちゃったんじゃないかなあ。
サキノブ(21歳くらい・学生)まあ、そもそも、普通の映画とかでも、本格的なスパイ映画とかよりも、誰にでもわかりやすくて気楽に楽しめるようなディズニー映画とかみたいなのの方が、大衆受けはしやすいですよね。そういう点では、大衆受けを狙うのであれば、ちょっと今回の「ケムリクサ」は、いろいろしっかり考えすぎていろんな要素をふんだんに詰め込みすぎちゃったかもしれないですかね。まあ、テレビゲームとかでも、頭の良い人が真面目に作ると、つい複雑で難易度が高い超本格的なものができあがりがちっていうのがあるらしいですけど、そういう感じだったんでしょうかね。まあ、今回は、どういう作品を作るかとかもそんなに悠長に考えてる時間はなくて、とりあえずもともと自分で持っていた題材を使うのが一番良さそうって判断したのかもしれないですけど。ちなみにそんなわけなんで、コーシ先輩は、「これは普通に見てるだけだとちょっとわかりにくそうかなあ」と思って、あのWebサイトに、登場人物の系譜だとか登場人物の能力だとか出てくる特殊な道具だとかを簡潔にまとめるようにしてましたけど。
ソータロー(35歳くらい)まあでも、完全に大衆受け狙いでいっても、他との差別化があんまりできなくて大外れすることもあるだろうし、これが駄目なら次はねえっていう状況だったんなら、もう出せるものは全部出しきっちまっといた方が、やりたいことはできるだけ全部やっちまっといた方が、悔いも残りにくくなりそうだし、そのたつきっていう人とかがそうしたかったんなら、それで良かったんじゃねえかな。本格的な作品なら、ちゃんと良い作品を作れれば、そういうのが好きな人たちはほぼ必ず認めてくれそうな感じもするし。
サキノブ(21歳くらい・学生)あっ、なるほど。まあ、結果としてこれで次につながっていけるんなら、今度は、わかりやすくて気軽に楽しめるような作品を期待してる人が多そうなら、そういうアニメを作るのも検討してもらえたら良さそうですかね。
コーシ(35歳くらい)
ここしばらく、ケムリクサ関連のことにかなり時間を使ってて、協得賢民党のWebサイトとかツイッターとか全然更新できてない。みんなごめん。
ソテ(28歳くらい)ま、まあ、協得賢民党は現状ではそんなに知名度がないので、そんなに大きな影響はなかったと思いますし、どちらにしてもそんなにすぐにすべてを成し遂げられるようなことでもないと思うので、コーシ先輩がこの時期に他にもっとやりたいことがあったなら、それでいいかと思いますけど。
ソータロー(35歳くらい)まあ、オレたちは有名人とかでもねえから、ほとんど誰も助けちゃあくれねえだろうし応援もしてくれねえだろうし、そのまま報われずに消えてく可能性が高そうだけども、今回、なんか厳しい状況に追い込まれてるけど報われる可能性もありそうな奴らを応援できて少しでも役に立てたかもしれねえんだったら、それでいいんじゃねえかな。どうせ全てが全部報われたり生き残ったりできねえ駄目な世の中なんだったら、できる範囲でやりてえことやって終わるってのでもいいんじゃねえかな。
サキノブ(21歳くらい・学生)あっ、なんかそれって、今回のケムリクサの世界みたいかも。ソータローさん、なんか「りくねえ」とかみたいかも。まあ、「死んだら死んだ時ニャー。」ですかね。
ソテ(28歳くらい)なんかサキノブがそういう「覚悟を決める」的なことを言うのは意外な感じがするなあ。
サキノブ(21歳くらい・学生)あ、今のはケムリクサの中で出てくるセリフが思い浮かんだんでちょっと言ってみた感じで、本当は、「めっさ生きたいです。生きるの大好き!」です。
ソータロー(35歳くらい)まあしかし、オレたちが考える、もとい協得賢民党が考える「理想の社会」っていうのが実現できてくれば、そのたつきさんみたいな人とかが理不尽にそういう状況に追い込まれるようなこともそもそも無くなってくると思うんだけどなあ。
サキノブ(21歳くらい・学生)ほんとこの世界は、「残念な世界じゃん。」