自民党の裏金(派閥の
政治資金パーティーとか)
問題とかについて

2024年3月18日

サキノブの顔 サキノブ(20歳くらい・学生)

この数ヶ月(2023年の年末あたりから)、自民党(自由民主党)の裏金問題とかに関するニュースがたくさん報道されてますね(政治の話題のある雑誌などの広告)。なんか政治資金パーティーがどうだとかキックバックだなんだとか。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

なんか、自民党は、党の中に「派閥」っていう集団がいくつもあって、その集団ごとにお金を集めたり所属議員にお金を配ったりを勝手にやってたりしたみたいですかね。各派閥は、「政治資金パーティー」とかって言って、パーティー券っていうのを高い値段で売って、でもパーティー自体にはそんなにお金はかかってなくて、それでたくさんのお金を集めてたりして、そのお金を「キックバック」とかって言って所属議員に配ったりもしてたみたいですかね。今のこの国の法律では、一定以上の金額の収入だとか寄付だとかがあったり、それから何かにお金を使ったりとかがあったら、政党の「収支報告書」っていうのにそれを書いておかないといけないことになってるんだけど、それにも書いてなかったとか。特に「安部派」って呼ばれてる派閥とかは、その金額も大きいし関わってる人も多かったみたいですかね。

サキノブの顔 サキノブ(20歳くらい・学生)

いわゆる「寄付金」だと企業とかから政治家個人とかへお金を渡すのは駄目ってことになってるけど、「パーティー券」だからってことでほとんどなんでもOKになっちゃってるっていうのもあるんでしたっけ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあこの問題は、今に始まったことじゃなくて、10年前とか20年前とか、もしくはもっとずっと前から自民党の中で行われてきたことのようかな。まあ、それが今まで大きなニュースとかにもならなかったっていうのは、この国の社会だとかマスコミだとか警察だとかにも何か問題があるっていうことかもしれねえんじゃねえかなあ。そういや、旧統一教会の問題のときも、大事件が起こるまで大きなニュースとかにはならなかったっけかな。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあいまだに、いつからそんなことが行われてたのかとか、誰が主導してたのかとか、そのお金が何にいくら使われたのかとか、具体的なことは世間に明らかになってないことばかりで、政治家とかニュースとかは、「説明責任」がどうだとか、「政治倫理審査会」がどうだとか、自民党内の処分がどうなるかだとかってことをよく言ってるようだけど、国民にとって一番重要なのは、「今までこの国は本当に民主主義的な仕組みになっていたのか、そしてこれからは本当に民主主義的な仕組みになっていくのか」っていうことじゃないかなあ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

自民党の裏金だとかっていうのは、何に使われてたんだろうな。現状で報道されてる内容だと、参議院選挙があった年には、所属議員たちにたくさんそのお金が配られていたようかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

う〜ん、それっていうのはつまり、いわゆる選挙活動とかにたくさん使われてた可能性が高そうっていうことですかね。う〜ん、具体的にどう使われたのかはわからないですけど、選挙っていうのはやっぱりお金をたくさん使った方がかなり有利になるっていうことなのかなあ。選挙って立候補者どうしで得票数が接戦になることもけっこうありますけど、当選できるかは、立候補者とか政党とかの中身よりも、けっこうお金次第のこともあるのかなあ。でもそれって本当に民主主義的な仕組みなのかなあ。

サキノブの顔 サキノブ(20歳くらい・学生)

う〜ん、選挙で勝ったら、それで国会議員としての給料だとか経費だとかもたくさんもらえるし、その権力だとかで政治資金パーティーだとかでもお金を集めやすくなって、それでお金持ちになって、しかも有名にもなって、それでまた選挙ですごい勝ちやすくなるっていうことなのかなあ。この国はいわゆる「政権交代」がほとんど起こらなくて、国会議員の数ではたいていいつも自民党が多数派(実際の選挙での得票数と当選者数はかなり違う)になってるみたいだけど、今までずっとそうやってお金の力とかを使って権力を握り続けてきてたのかなあ。それは本来の民主主義の選挙の形とは違うんじゃないかなあ。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ、選挙があっても投票率が低いとそういうことがかなり起こりやすそうな感じがするけど、この国では、投票率が根本的に上がるような政策とかもあまりされてこなかったような感じもするかな。政治っていうのは具体的に何をするところかっていうようなこともあまり理解できてない国民も多そうだし、国民一人一人が、誰に投票したら自分は良い人生を送れそうかとかどこの政党に投票したら良い社会になりそうかとかできるだけうまく判断できるようにする教育とかも十分にしてないように思うかなあ。それは、もしかしたら、自分たちが権力を握り続けるために、国民があまり賢くならないようにしてきたっていうことなのかなあ。もし、この国はそうやって特定の人たちに事実上「支配」されてきたのなら、この国は本当の民主主義国家じゃないんじゃないかなあ。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

最近こんなに大騒ぎになってる問題が、長年見過ごされてきててニュースとかにもなってなかったっていうのは、今まで国民の多くは真実を知らなくて、実際のところ、いつも偏った情報で判断をしてたっていうことなんじゃねえかな。それで「公平な選挙」だとかになってたのかな。それで本当に民主主義的な結果が得られていたのかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

う〜ん、なるほど。ちなみに、今回の問題の中には、そもそも政治家に対する法律が甘すぎるんじゃないかっていう問題とかもありそうですよね。普通の会社だとか個人事業主だとかだったら、1円でも収入とか支出とかが発生したら記録しとかなきゃいかないし領収書とかも保存しておかなくちゃいけないのに、政治家はそんなに細かく記録とかしなくていいとか。

サキノブの顔 サキノブ(20歳くらい・学生)

あっ、「政治資金」っていうことでお金を集めたら税金がかからないっていうのとかもそうじゃないですかね。「政治資金」って言ったって、それがこの国のためとか社会のためとかに使われてるのならともかく、実際のところは、自分が選挙で当選するためとかに多く使われてるんじゃないですかね。国会議員の給料だとか経費だとかはそれとは別に国の税金からちゃんと支払われてるわけだし。実際には自分のためにお金を集めて自分のために使ってそうなのに税金がかからないとかなんて、甘いっていうか、「特権階級」「上級国民」とかっていうような感じじゃないですかね。そんなのは平等じゃないと思うし、民主主義国家とは言えないんじゃないですかね。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

それから、こういう、政治家のお金の問題が起きると、政治家自身は「秘書が勝手にやった」とかって言って、秘書だけが責任を問われて政治家自身は責任を問われないとかっていうのも、なんか特別扱いされてる感じじゃないかなあ。一般の会社とか個人事業主とかだったら、社長なり事業主なりが責任者として責任を問われるわけだし、秘書だとかが不正をしないように管理できてなければそれも社長とか事業主とかの責任になるわけだし。ましてやその政治家が一番得をするための政治団体だとかで、不正行為とかがあってもその政治家に責任はないなんてことがあり得るのかな。そんな人間が、民主主義国家の政治家として国民のために責任のある仕事を果たせるのかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあ、一部の政治家とそのお友達だとか、そういう一部の人たちだけが優遇されてるような社会だと、その他の「一般国民」だとかは、奴隷みたいな人生とかになっちまったりするんじゃねえかな。一般国民は努力しても報われねえことも多いだろうから、みんななかなか豊かになれねえし、仕事とか勉強とかもあんまりやる気も出ねえし、結婚とかもできねえ人も多くなりそうだし、そうすると社会全体としても他の国とかと比べて衰退していくような感じになっちまったりもするんじゃねえかな。まあこの国は現状、「失われた30年」とかって言われてて、他の国とかに比べてあまり発展もしなくて国民も豊かになれなかったようだけど、それはそういう結果だったのかもな。現状のままだと今後も一般国民はずっと奴隷みたいな人生になるのかもな。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあ他の国では、特に「先進国」と言われるような国とかでは、政治に関するお金がもっとみんなにすべてわかるようになってたり、政治家が特権階級みたいにならないような法律になってたりする国も多いようかな。この国はこれから、国民一人一人ができるだけ良い人生を送れるような民主主義的な国になっていけるかな。単に政治資金パーティーをやらなければいいとか派閥っていうのをなくせばいいとかじゃなくて、現状での根本的な問題点を一つ一つ具体的にしっかり解決していけるかな。

ソテの顔 ソテ(28歳くらい)

う〜ん、最近は国会で政治倫理審査会だとかっていうのとかもやってるけど、具体的に誰が何をやってたのかとか何にお金を使ってたのかとかさえも全然明らかにならないし、少なくとも自民党の様子を見てると、自民党にはそういう解決策をやっていくつもりはなさそうかなあ。民主主義に反するようなことをやってたからっていって責任を取ろうとかいう人もいないみたいだし。まあ中には今の自民党の対応にちょっと苦言をていしてるような人とかもいるみたいだけど、なんかそういう人は自民党の中では主流派とか多数派とかにはなれないみたいだし、それで自民党を抜けるとかっていう人も今のところ一人もいないみたいだし。

サキノブの顔 サキノブ(20歳くらい・学生)

まあそもそも、今までも「ばれなきゃいい」と思ってやってたような感じだし、どんな状況になってもどんなことをしてでも自分たちが特権階級でいることを守ろうとするのが、自民党っていう政党なんじゃないですかね。実際のところそれが自民党の政治理念なんじゃないですかね。できるだけ民主主義的な政治をしようなんて理念はないんじゃないですかね。自民党っていうのはそういう人たちの集まりなんじゃないですかね。まあそのためなら、旧統一教会だとかみたいなところとかとも平気で癒着したりするっていう。

コーシ先輩の顔 コーシ(35歳くらい)

まあたしかに、自民党の理念って具体的にどういうものなんだろうね。国民はみんなそれを正しく理解できているのかな。マスコミだとかは国民がそれを正しく理解できるようにいつも報道とかをしてるかな。世論調査(世論調査の正確性)だとかで内閣支持率だとか自民党の支持率だとかが下がってるっていうのは、「思ってたのと違った」とか「期待外れだった」とかって思う人がたくさんいたっていうことかな。

ソータローの顔 ソータロー(35歳くらい)

まあちなみにオレは、今回の件が出てきても、そんなに驚いたりはしなかったな。もともとそんなもんだろうと思ってたし、別に期待もしてなかったから、「まあやっぱり思ってた通りの連中だなあ」っていう感じだったな。まあ、本当の民主主義的な政治をするつもりが無い連中が国会で多数派になって政治をしてたりしたら、そりゃあ本当の民主主義的な国にはいつまでたってもならねえんじゃねえかな。まあ、次の衆議院選挙だとか参議院選挙だとかは果たしてどういう結果になるのかな。その頃にはまた国民の多くはこのことを忘れちまってたりするのかな。マスコミとかも、全然違うことをあげて、今回の選挙のテーマはこれだとかって言ってたりするのかな。



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