高精度な自動抽選が可能
自動抽選は、参加者を単にランダムに配置するだけでなく、
- 自動抽選をしない（先にトーナメント表の形を作り、参加者を 好きな位置に入力していく）こともできます。
- 自動で抽選した後に、参加者を変更することもできます。
参加者を自動で抽選して配置できます。自動抽選の行い方は、二つの方法 があります。
方法１：まず参加者のリストを作成し、トーナメント表作成と同時に自動抽選を行う
方法２：まずトーナメント表の形を作成し、参加者を一括で取り込む際に自動抽選を行う
まず参加者のリスト（シードの参加者のリストとシードでない参加者のリスト）を 作成し、トーナメント表作成時に自動抽選を行います。
- シードの参加者は、自動でシードの位置に配置されます。
- シードでない参加者は、選択した条件（同じ所属はばらけるようにするか、 所属内順位を考慮するか）に従って自動で抽選されて配置されます。
- 自動で抽選した後に、参加者を変更することもできます。
- 一度自動抽選前の画面に戻れば、自動抽選をやり直すことができます。
まずトーナメント表の形を作成し、参加者を一括で取り込む際に自動抽選を行います。 トーナメントマネージャーには、Excelで作成した取り込み用ファイルから一括で 参加者を取り込める機能があります。取り込んだ参加者は、参加者をまだ入力していない 場所に配置されます。
- 取り込んだ参加者の配置は、「シード順に配置」「自動抽選して配置(同じ所属はばらけさせる)」 などの条件を指定することができます。
- 取り込んだ後に、参加者を変更することもできます。
- 一度取り込み前の状態に戻して取り込みをやり直せば、自動抽選をやり直すことができます。
トーナメントマネージャーでは、トーナメント表の 各場所のシード順位が自動でふられます（詳しくはこちら）。シードの参加者は、自動で シード順の位置に配置できます。
- トーナメント表の各場所のシード順位のふられ方は、「通常」か「テニス公式ルールに従ったもの」 のどちらかを選択できます。
自動抽選をする際の条件指定で、「同じ所属はばらけるようにする」とすると、 同じ所属の参加者どうしはできるだけばらけるように調整されます。 きれいにばらけるように和田システムが開発した独自プログラムを使用しています。
- 同じ所属の参加者は原則として、できるだけ最後まで当たらない位置に配置されます （同じ所属の参加者が２人の場合は、前半部分に１人と後半部分に１人。同じ所属の参加 者が５人の場合は、４分割した部分に１人ずつと、8分割した部分で同じ所属の参加者がい ないところに１人）。シードの参加者（一括取り込みの場合はすでに入力されている 参加者）についても考慮されて調整されます。
- 各所属の割り当て場所について、トーナメント表上のシード順位もできる限りばらける ように調整します（同じ所属の参加者が３人の場合は、抽選で配置可能な場所の中で、でき る限り上位３分の１に１人と下位３分の１に１人と真ん中に１人になるように調整）。
- 所属に完全に同じ文字列が入力されている参加者どうしが、同じ所属の参加者として 認識されます（ダブルス2行モードを使用している場合は、一人目の所属で認識されます）。 ただし、所属が空白（またはスペースのみ）の参加者どうしは、すべて異なる所属の参加者 として認識されます。また、所属の略名は影響しません。
- 所属名が異なっているが同じ所属として認識させたいという場合は、所属欄には 同じ文字列を入力し、付属項目に表示させたい所属名を入力しておいて、あとで所属欄を 非表示にするなどの方法で対応できます。
- 「各所属の割り当て場所について、トーナメント表上のシード順位もできる限りばらける」 ことより、「同じ所属の参加者をきれいにばらけさせる」ことの方を優先します。
自動抽選をする際の条件指定で、「所属内順位を意識する」とすると、 所属内での順位が考慮されます。 一括取り込みの場合は、取り込み用データで所属内順位を設定していれば、 所属内での順位が考慮されます。 トーナメント序盤で各所属 の上位者どうしが当たってしまうのをある程度回避することができます。
- 同じ所属の参加者の中で、指定した順位のより高い参加者は、その所属に割り当てられ た場所の中でシード順位がより高い位置に配置されます。
- 「同じ所属はばらけさせるようにする」と併用すると、 各所属の上位者同士はできるだけ最後まであたらないようになります （各所属の１位と２位はできるだけ離れるように(できるだけ決勝まで当たらないように)、 さらに各所属の１位〜４位はできるだけ離れるように(できるだけ準決勝まで当たらないように)、 さらに各所属の１位〜８位はできるだけ離れるように、・・・というようになります。 シードの参加者（一括取り込みの場合はすでに入力されている 参加者）は、その所属の一番上位者として認識されます。）。
- 所属に完全に同じ文字列が入力されている参加者どうしが、同じ所属の参加者として 認識されます（ダブルス2行モードを使用している場合は、一人目の所属で認識されます）。 ただし、所属が空白（またはスペースのみ）の参加者どうしは、すべて異なる所属の参加者 として認識されます。また、所属の略名は影響しません。
- 同じ所属の中で同じ順位を指定した場合は、どれがシード順位が高い位置に 配置されるかはランダムになります。
- 同じ所属の中での順位は、その順番のみが認識されます。例えば同じ所属の参加者が 3人いる場合、1位・2位・3位としても、30位・50位・90位としても変わりはありません。
- 同じ所属の中での順位は、他の所属の順位とは関係しません。例えば所属Aで1位・2位 とした参加者がいて、所属Bで5位・6位とした参加者がいた場合、所属Aの二人の方が所属Bの 二人よりシード順位の高い位置に入るよう調整はされません。
- 同じ所属の参加者が他にいない参加者は、何位に指定しても変わりはありません。
