BitSummit 4th で体験してきた感想
2016年7月9日(土)・10日(日)に京都で開かれた、インディーゲームイベント「BitSummit 4th」の会場で、3DS版の「にょきにょき」が体験可能だった。 ぼくは9日(土)に行ってきた。
会場には何時頃に入ったんですか?
コーシ会場に入れるようになるのは10時からだったけど、ぼくはその10分前くらいに着いたんで、入れるようになるまでちょっと並んで待ってて、10時過ぎには会場に入れた。ちなみに、並んでる時に一度、MOO仁井谷さんと会った。
ソテあら、会場に入る前に早速もうMOO仁井谷さんに会っちゃったんですか。会場に入ってからは、にょきにょきのある場所はすぐわかったんですか?
コーシ会場の地図とかは持ってなかったけど、会場に入ったら目の前に任天堂ブースがあって、にょきにょきの展示場所もすぐに見つかった。
わーお。3DS版の「にょきにょき」は、何台置いてあったんですかね?
コーシ2台置いてあった。一人でコンピューターと対戦をするか、その2台で人間どうしの通信対戦をすることもできた。
ちなみに、展示場所には、「開発者インタビュー」みたいなのも置いてあった。
画像がちょっとぼけちゃってて申し訳ないけど、「にょきにょきを開発しようと思ったきっかけは?」っていうのには、
ぷよぷよで初心者が上級者にボコられて、それから遊べなくなるのでその解決策を手探りしていました。次に連鎖の学習がむずいので一色で連鎖のような感覚を見つけました。
って書いてある。下の方の、「コンパイル○(株)」のところは、
昔のコンパイルでは、ぷよシリーズやぐるロジチャンプなどを政策販売してました。その後、ぷよぷよの限界を乗り越えるゲームを探ってたところ、にょきにょきのアイデアが生まれて、PCのプロトタイプのテストプレイをしてもらったら、イケてる感触がしました。そこで新生コンパイル○を立ち上げ売ることにしました。
って書いてある。「にょきにょき たびだち編」のところは、
伸ばして守って、並べて攻めろ!第3世代の落ちものパズル、誕生!!一色で簡単に連茎(連鎖)ができ、自由にどこでもいつでも発火(攻撃力を貯める)できる。一定時間後に自由におじゃまを相手に送れる。(攻撃できる)だから、初日にゲームのルールを理解し、自分の作戦を作って攻撃できる。初日に見てる人は、アドバイスしたり、つい、自分がプレイしたくなる。
って書いてある。
ソテなんか、MOO仁井谷さんが思ったそのままを書いてる感じなんですかね。文章としては、ちょっといびつな感じもしますし、「上級者にボコられて」とか「イケてる感触がしました」とかっていう言葉を使ってたりしますが。
サキノブまあぶっちゃけ、MOO仁井谷さんは、整った文章を書くのとかはそんなに得意じゃあないのかも。まあ、忙しくてあんまりじっくり書いてる時間が無かったのかもしれないですけど。それで、コーシ先輩はすぐに3DS版のにょきにょきをやってみたんですか?
コーシぼくはまあ、とりあえずそこでMOO仁井谷さんと記念撮影をして、
MOO仁井谷さんとにょきにょきで対戦をさせてもらった。
うひょー、いいなあ。そんなこと、普通はなかなかできないですよ。
コーシまあぶっちゃけ、こういうことがしやすいように、会場が開いたらすぐに入れるように行ったっていうのもあるかな。
サキノブ3DS版のにょきにょきの操作性とかはどんな感じでしたか?
コーシ操作性とか画面の見やすさとかは、特にやりにくいような感じとかはなかったかな。まあ、3DSのゲームとして、普通に快適にプレイできる感じだったかな。2台での通信対戦に関しては、まだ開発途中っていうことで、途中ちょっと動作が遅くなったりすることもあったけど、実際に発売されるときには、たぶんそれは改善されてるんだろうと思う。
ソテコンピューターとの対戦っていうのは、コンピューターはけっこう強いんですかね?
コーシコンピューターとの対戦については、まだこれから本格的に開発っていうところみたいで、今回対戦できたコンピューターは一つだけで、まあ、すごく弱かった。
サキノブまあ、「ポチッとにゃ〜」のコンピューターはけっこう強いのもありましたし、作ろうと思えば、けっこう強いコンピューターもこれから作れるんじゃないかなあ。
コーシあと、コンピューターとの対戦にしても、2台で人間どうしの通信対戦にしても、今回は、落ちてくるにょきが、2色か3色かしか選べなかった。実際に発売されるときはたぶん、4色とか、場合によっては5色くらいまであるんじゃないかなあと思う。今回は、2台で人間どうしの対戦をする場合、二人とも2色か、二人とも3色かしかできなくて、片方が2色でもう片方が3色とかはできなかったけど、それは実際に発売されるときには、ほぼ間違いなく、片方が2色でもう片方が3色とか、片方が2色でもう片方が4色とかっていうのは、できるようになってるだろうと思う。
サキノブまあ、4色とかになると、初めてやる人にはかなり難しそうですからね。今回はあえて3色までしか選べないようにしておいたのかもしれないですね。
コーシにょきにょきでは、自分のフィールドでにょきを消して相手側への攻撃をためた後、自分の好きなタイミングで相手のフィールドにおじゃまにょきを落とせるんだけど、3DSのLボタンかRボタンを押して相手のフィールドにおじゃまにょきを落とすっていうのは、ぼくにとっては初めての体験だった。今までの落ちものパズルゲームとかでもこういう経験はしたことがなかったんで、これはなかなか新鮮な感じだったし、自分でRボタンを押してスイッチを入れた瞬間に相手のフィールドにおじゃまにょきが3段くらいズドンを降るのは、なかなか爽快だった。
サキノブあっ、たしかに、こういうゲームで、自分の攻撃をためておいて自分の好きなタイミングで相手に攻撃を撃てるっていうのは、今までなかったんじゃないかなあ。それは実際に体験してみないと、感覚的にどんな感じなのかわからなさそうですよね。う〜ん、ぼくも早くやってみたいなあ。
コーシちなみに、コンピューターとの対戦が一種類しかないのもあって、ゲームに登場するキャラクターとかは、まだあんまり見れなかったかな。まあ、MOO仁井谷さんの話によると、いろんなキャラクターの絵はもうかなり描いてあるらしいけど。
サキノブまあ、ゲームの世界観だとかキャラクターだとかは、まだこれからのお楽しみっていうところですかね。
ソテにょきにょきのところに人はたくさん来てたんですかね?
コーシぼくは午前10時くらいから午後5時くらいまで、ほとんどにょきにょきのところにいたけど、人は途切れることなくずっと来てたなあ。午後からは特に人が多くなって、けっこう並んでたなあ。一般の来場者も、他の何かのゲームの開発者も、それからメディアの人とかも、けっこう来てたなあ。
昔からのコンパイルファンとかでピンクの服を着てる人とかもけっこうたくさん来てたなあ。
メディアの人とかコンパイルファンの人とかは、MOO仁井谷さんと話をしたいっていう人も多くて、MOO仁井谷さんはそういう人達と話をするのにかなり忙しい感じだった。
まあ、今回MOO仁井谷さんのにょきにょきがこのイベントに出展するっていうことも、けっこういろんなメディアで取り上げられてましたからねえ。
コーシまあ、MOO仁井谷さんはいろんな人と話をするのに忙しそうだったんで、ぼくはにょきにょきのところで、来た人ににょきにょきの説明をかなりしてたかな。ある意味、あの日あの場所で一番にょきにょきをたくさん見てたのはぼくじゃないかなあと思う。
ソテあっ、なるほど。それでずっとにょきにょきのところにいたっていうことですか。
コーシそういえば、にょきにょきのところには、日本人だけじゃなくて、海外の人もちょくちょく来てたかな。日本語は少ししかわからない人とかもいたんで、ぼくは英語はそんなに得意じゃないけど、とりあえずなんとか説明した。まあ、みんなプレイはちゃんとできてたんで、伝えたいことはだいたい伝わってたと思う。中には、オランダから来た人で、MOO仁井谷さんのすごいファンだっていう人もいた。話をしてたら、なんか昔のコンパイルを知ってるようだったんで、「Do you know Niitani?(仁井谷を知っていますか?)」って聞いたら、「Yes, Moo Niitani, big fan!(知ってます、MOO仁井谷、すごいファンです!)」って言ったんで、その時ちょっと離れたところにいたMOO仁井谷さんのところに案内した。後でMOO仁井谷さんのツイッターを見たら、その時の写真があったなあ。
そう、MOO仁井谷さんって、海外にもけっこうファンがいるんだよなあ。
ソテにょきにょきを体験したみんなの反応はどんな感じだったんですかね?
コーシ全体的に見て、反応はみんなかなりいい感じだったなあと思う。ゲームって、人によって好みがあるものだし、ビジネスとして考えてもそんなに全ての人に受け入れてもらわなくてもかまわないものだと思うけど、今回見てた感じでは、かなりの人が良い反応だったなあと思う。特に、人間どうしの対戦をした人の反応は、みんなかなり良かったように思う。メディアの人たちの反応も、みんなかなり興味津々(きょうみしんしん)な感じで、細かいところとか今後の展開とか、けっこう詳しく聞かれたりした。まあ、ぼくは開発者とかじゃあないんで、よくわからないところは、MOO仁井谷さんを呼んであとはMOO仁井谷さんから話を聞いてもらうようにしたけど。
ソテおお、それは、今後、いろんな意味で、期待が持てそうですかね。
コーシぼくは9日(土)だけ参加して帰ってきたけど、次の日の10日(日)は、ほかのMOO仁井谷さんのファンの人たちが、にょきにょきの説明とかを手伝ってたんじゃないかな。それでなんか、10日(日)には、MOO仁井谷さんはなんかの賞を取ったらしい。
わーお!どういう賞なのかはちょっとわからないですけど、今後もいろいろと巻き起こしてくれそうな感じがしますかねえ。